“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

電力小売り自由化のスタート 

2016年04月01日 20時11分10秒 | 臼蔵の呟き

電力会社と安倍、山口自公政権が原子力発電にこだわる限り、大手電力会社が優位性を発揮し、独占企業が甘い汁を吸い続けることは改善されないでしょう。巨大な資本と原子力産業による利益共同体があらゆる機会に、その他企業の参入を阻害し、エネルギー行政を捻じ曲げるでしょう。しかし、電力の小売り自由化と福島第一原子力発電所事故は、日本における電力事業、エネルギー事業を変革する方向に導くでしょう。

それは、国民の運動と意識変化が始まり、その変化を押しとどめることは安倍、自民党型政治には無理だからです。時間がかかったとしても、再生可能エネルギーの投資と開発、比率の拡大は避けて通ることができません。

<東京新聞>電力小売り自由化がスタート 8兆円市場に異業種参入

 家庭が電力会社を選べるようになる電力小売りの全面自由化が1日、始まった。東京電力や関西電力など大手電力10社の地域独占が崩れ、約8兆円の市場が開放される。ガス会社や石油元売り、通信など異業種が参入し顧客獲得を競う。政府は料金の低下やサービスの向上を狙い、エネルギー分野の規制緩和をさらに進める。

 新規参入の電力小売り会社として政府に登録したのは266社(3月25日時点)。東京ガスや大阪ガスなど大手都市ガス、地域のガス会社、JXエネルギーなど石油元売り系、KDDIなどの通信会社や私鉄の東京急行電鉄が加わった。(共同)