11月21日
今日から三連休だ。 今年は一気に寒くなって土手の桜も紅葉は過ぎて枯葉になってしまった。 月日の過ぎゆくのは早いものだ。
広島の街も年に一度のえびす講も昨日で終わってしまった。
戦前はこの繁華街も深夜まで人波で押すな押すなのにぎわいであった。 我が家もそのど真ん中に店を構えて、表の売り場に山と積まれた「メリヤス肌着」が飛ぶように売れていっていた。・・・
もう、70年も前のことだ。
そんなことを今年も思い出しながら歩いていると、目にとまった老夫婦の姿があった。
お見受けしたところどちらも九十才は過ぎていらっしゃるようだった。
痩せたお体にベージュのレインコートをお召しになったご主人様がやっぱり同じようないでたちの奥様の手を引きずるようにつないで歩いていらっしゃる。・・・
お二人のお顔はごく日常的な表情であった。
私は「手をつなぐ・・」事の意味を深く考えさせられてしまった。
「お前百まで・・わしゃ九十九まで・・」昔から謳われてきたこの民謡の意味・・
「わしはあんたの死に水をとってから、逝くよ・・」とゆうことなのだ・・・
若い頃はしっかり姉さん女房に甘えさせて貰ったから・・今度はわしがお前の面倒をみるよ・・と・・・
私の知り合いも姉さん女房で、今は、夫は重い病にかかっていながらも、ヤッパリ妻を気にするのであろうか・・?・・
男の性は本質的に保護本能が存在しているのだと、・・・
テンポの違うこのお二人を囲んで、ざわざわと歩いている人波・・
今のえびす講とゆうロケーションの中で、何代かの時代の移り変わりを見て私は感無量であった。
その私の頭を過ぎったものは・・「夫婦喧嘩は犬も食わない・・」
なーんて・・やっぱのそうなんだ・・
「ワタシの夫は妻を捨て置いてサッサと逝っちゃった・・」
アホラシ・・ホントニアホみたい・・
今日から三連休だ。 今年は一気に寒くなって土手の桜も紅葉は過ぎて枯葉になってしまった。 月日の過ぎゆくのは早いものだ。
広島の街も年に一度のえびす講も昨日で終わってしまった。
戦前はこの繁華街も深夜まで人波で押すな押すなのにぎわいであった。 我が家もそのど真ん中に店を構えて、表の売り場に山と積まれた「メリヤス肌着」が飛ぶように売れていっていた。・・・
もう、70年も前のことだ。
そんなことを今年も思い出しながら歩いていると、目にとまった老夫婦の姿があった。
お見受けしたところどちらも九十才は過ぎていらっしゃるようだった。
痩せたお体にベージュのレインコートをお召しになったご主人様がやっぱり同じようないでたちの奥様の手を引きずるようにつないで歩いていらっしゃる。・・・
お二人のお顔はごく日常的な表情であった。
私は「手をつなぐ・・」事の意味を深く考えさせられてしまった。
「お前百まで・・わしゃ九十九まで・・」昔から謳われてきたこの民謡の意味・・
「わしはあんたの死に水をとってから、逝くよ・・」とゆうことなのだ・・・
若い頃はしっかり姉さん女房に甘えさせて貰ったから・・今度はわしがお前の面倒をみるよ・・と・・・
私の知り合いも姉さん女房で、今は、夫は重い病にかかっていながらも、ヤッパリ妻を気にするのであろうか・・?・・
男の性は本質的に保護本能が存在しているのだと、・・・
テンポの違うこのお二人を囲んで、ざわざわと歩いている人波・・
今のえびす講とゆうロケーションの中で、何代かの時代の移り変わりを見て私は感無量であった。
その私の頭を過ぎったものは・・「夫婦喧嘩は犬も食わない・・」
なーんて・・やっぱのそうなんだ・・
「ワタシの夫は妻を捨て置いてサッサと逝っちゃった・・」
アホラシ・・ホントニアホみたい・・