バーバの極楽トンボ

さー傘壽を超えた・・今からももうひと飛び

お雛様

2010-02-16 10:16:10 | トンボの徒然ダイアリー
2月16日 のち
二月も中旬を過ぎるとあちこちでお雛様の話も出てくるものだが、今年はオリンピック一色で朝からその様子が報道されている。
勿論、それに異議はない

今朝、京都の知人から雛飾りの画像が送られてきた。
            
雛壇はやっぱり紅い毛氈だ。  部屋を綺麗にし、雛祭りに向けて一つずつ人形の覆いをはずし、真っ赤な毛氈を雛壇に掛け、お内裏様から飾っていく時の心弾む心地・・・母と一緒にお喋りしながらその回りをスキップして「大人しくしなさい・・・」と叱られた思い出が蘇る。
            
このお雛様は陶芸をなさっている彼女のお母様の作品だ
男雛も女雛も端正に引き締まっている。 美しい作品だ。
作品には作者の心が描き出される・・とゆう。・・
このお母様は熱血漢で道をはずすことの出来ない方・・・雛の面立ち衣の色彩、・・・
お茶を頂きながら眺めていると、男雛の冠がチョット右に傾いている・・・エッ・・ヤッパリそうだ・・・あの方の懐の深さがそっと覗けて見えたたような、嬉しい気持ちになった。

季節は休み無く進んでいる。  お庭に咲いた水仙と一緒に楚々と寄り添った一対の白磁の雛・・・

水仙の花言葉「自尊」寒空に凛と花を咲かせる・・「己を失わず他を侵さず」白磁の雛に通じていると思った。