いよいよ木工事が本格的に始まりました!!
お早うございます。
大阪府四條畷市の猿屋工務店の猿屋です。
床の捨て貼りが終わるとホッとします。
今回のお宅は、布基礎で既存の床組を撤去すると土が丸見えで落ち着きませんでした。
湿気対策も兼ねて土間をコンクリート仕上げにしましたので、それだけでもイメージはかなり良くなったのですが、床が無い状態は気分的にも落ち着きませんよね。
奥さんも・・・
「なんか、変な感じねぇ~!?」
・・・と言っておられましたが、その通りだと思います。
そんな床下を一日も早く隠す為に作業を急ピッチで進めたいのですが、床のレベルの基準を決めたり、長い材木を室内で振り回したりしますので、焦りは禁物です!!
本日は、そんな重要な床組の様子をご紹介させて頂きますので、最後までお付き合い下さいね。
▼それではご紹介させて頂きます▼
↑まずは仕上がりの高さ(床の高さ)よりフロアーと捨て貼り、そして根太の合計寸法の69mmを差し引いた高さで、土台には根太掛け(写真左側)と大引き(写真右側) を取り付けます。
※大引きの間隔は3尺ピッチとしています。
↑大引きの高さ調整は、既存の土台へ切り込みを入れて組み合わせます。
↑続いて根太の施工に入ります。
※根太の間隔は尺ピッチとしています。
↑そして束を入れるのですが、部屋の中心部を少しむくらしておくと長持ちします。
※今回は1分としています。
↑ここで一旦作業を中止して床下と土台廻りを綺麗に掃除します。
※この後の作業で床下の掃除がしにくくなりますので、このタイミングが一番良いと私は思います(笑)
↑掃除が終わると、束石と束のの取り合いに縁が切れない様にボンドで巻きました。
↑最後に構造用合板の捨て貼りをして、フロアー下地の完成となります。
ここで、私は何時もひと手間掛ける事が有ります。
それは・・・
「すて貼り合板の養生です!!」
・・・どうせ、フロアーを貼ってしまえば二度と見る事の無い合板ですが、この後の作業で歩き廻って汚してしまった合板の上にフロアーを貼ると気分的に嫌ですよね(汗)
▼私はこんな風に養生しています▼
↑フロアーを貼るまで用事の無い合板は養生で覆ってしまいます。
当たり前に見えて、合板の状態での養生を行っているのは少ないかも知れませんが、これって大切な事だと思うんですよね(笑)
実は、ブログで知り合った石川県の同業者の有限会社竹内建築さん。
こちらの現場の綺麗な事に、驚きを隠せませんでした!!
私も改めて、綺麗な現場は良い仕事に繋がると反省しました・・・
「気は心」
・・・まさに、その通りだと思います。
大切なご自宅を任せて頂くのですから、これからも気が付いた事は率先して進めて行きたいと思います。
さて、ご覧頂いて如何でしたか?
明日の記事は、柱の移設や梁の受け変えなどを中止にお伝えします。
興味のある方、そしてご自宅のリフォームをお考えの方は是非ご覧頂ければと思います。
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それでは今日も頑張って行きましょう
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