望郷いなか詩

田舎に燦々といきたい

テーマパーク栄枯盛衰

2021-04-19 22:13:19 | 高純度結晶

テーマパークの盛衰

 私の思い出に残るテーマパークは修学旅行で初めて行っ奈良ドリームランドだ 
慰安旅行 個人的に一番多く行ったテーマパーク
ゲート付近がディズニーランド風 徳島県にない規模で田舎者にはドリーム 夢のような場所だった

京都太秦映画村も江戸時代の町並み 時代劇の撮影場所として憧れの聖地 水戸黄門 遠山の金さんなどの撮影風景 出演俳優にも会えたし思い出深い 

子供の頃から脳裏をかすめるテーマパーク香川県にあったナショナルハイランド 行きたかった讃岐の国 ズツト 私の中で漂流するテーマパークになった 

テーマパークの存続はリピーターを如何に確保するか その為には巨額の資金と新しいアトラクションの展示 アイディア不可欠 消えて行ったチボリ 岬公園 スカイランド眉山 鴨島遊園地 
時の流れと言うより 世間が飽きっぽいのだ
 
香川県にあるニューレオマよ 一日も長く存続存在してほしい


ときめき広場

坂道をゆっくり下る
ドンドン田園は広がっていく
そこに至ろうとすれば青く霞む山々になってしまう
坂道を降りきると同じ目線であたふた
空気フーッとくすぐったい感触で広場は幻へひろがりそう

透明な緑の伸び代
田園の片隅どころか至る所に根をはっていた
田んぼ真ん中に取り残された廃校 ブランコと静止したのは夢広場
ピクニック公園で敷いた淡いナフキンは風とともに鳴く
敷き詰めたい青々したナフキンは我を包みこみ夢を覚ました

ふわふわな自分の袋から
ときめきを呼び覚ました時
透明感を取り戻した肉体は山々にトキメキ広場
鼓動する粒子が葉脈を流れ 真逆の裏側に梯子をかけている私


















 







 






タケノコさんお蔭様

2021-04-16 18:04:26 | ささやき

タケノコさんお蔭様

 たけのこレシピはなんといっても 鰹節入り土佐煮
当家はワカメも入れていた

四国右下がり古里は江戸時代から孟宗竹栽培 四万十帯はタケノコ産地だ 
当家 タケノコ山は標高30から100メートルの急斜面に点在 モノレールを施設する前は 急な斜面を人力で運搬 雨の日は滑りやすく危険だった
モノレールのおかげで 仕事効率もよくなった
しかしタケノコ掘りは 今でも鍬で掘る
江戸時代から何ら進化していない
 近辺のタケノコ富豪は
最盛期には掘っても掘ってもタケノコが生えて終わりが無いくらい生えるので (酒を飲んで酩酊状態で掘らないと嫌気が差す)そんな逸話がある

 汗を流して春を感じる


旬のタケノコほり 急勾配の孟宗竹の藪へ

風が流れ ぜんまい ワラビ 笹の葉の匂いたつ竹林の青

地表に顔出したタケノコへ 打ち込む鍬の一太刀

汗ほとばしり たまりたった鬱憤とともに青空へ

酒をあおり酩酊状態 掘っても掘っても終わらないタケノコとの格闘

五月晴れまでお世話様

田舎道の路傍
名も知らない花にモンシロ蝶
ミツを求めて羽を下ろしいる

すみれ色の花は大空にソーラー電池のように光を求めている
この大地に息ずいている
路傍の草  なもなき人々
ひたむき たくましい命
命の実感  命の歓喜



喫茶店の思い出

2021-04-14 12:03:30 | ささやき

喫茶店の思い出

 私の住まう地区には 
テレビ番組 珍風景 その他特集番組で紹介された 大○○峠 喫茶店がある
私の思い出 社会通念では許されないことですが
197X年の小学生時代
その喫茶店は当時 店内まで螺旋階段で入店する順路
たまたま写生大会で その喫茶店を写生していて
男女のカップルが入店するために螺旋階段を上がって行く真下でいた
女性は当時流行していたミニスカート 私と友達は見てしまった
勿論 盗み見をするつもりはなかったのだが
女性の下着をまともに見てしまい 青い体験 
私も友も 刺激的で その場から逃亡者してしまった

今の夜はダークすぎる

自分勝手に生きて
他人を騙し裏切り 平気な人達
そんな人たちの偽苦境
ホロリ 騙された方が馬鹿
この世の中 歯車が狂って
愛の天使も遠くへ旅してる
暗闇の世界でも微かな善意
一握りでも信じてみたい
愛に満ちた優しさの空へflyーhigh
青い空果ての果て
真実がひたすら輝く
眩しく貴い愛の空


 


春見っけプロムナード

2021-04-11 03:20:12 | ささやき

ひとりぼっちの寂しさ どうしようもない辛さ 行き場のない切なさに震えのたうつ時

時をさかのぼり懐かしい人の愛にすがれなくても 思い出をたどり懐かしい人の面影に泣いて泣いて嗚咽をあげて泣きまくればよい

心の隙間 埋めようない切なさはビー玉を透かして見るセピア色の思い出を追えばよい

二度と会えない肉親の思い出にすがれるのは生きていかねばならない自分がいるから





春懐より狂想曲

2021-04-10 19:49:49 | 高純度結晶

春懐より狂想曲

春懐より寒暖差は狂想曲
桜サスペンスに一憂するアラート
時代ボックスはガタガタ
平安に腰掛けた貴族は優美
ウーンと香を焚いて桜木箱
喜劇シナリオにウーンウーン
花切狭に板挟み紫式部
笑いを綴る桜木箱に苦悶

春と桜に微妙な電磁空間
動機不順を距離計測
ミリ間隔は凡そ曖昧な感情
電磁波計測 割りきれない残存無念
薄紅から白ピンクに淡麗
春懐より早変わり桜吹雪
春木箱からオルゴール
ハラハラ狂想曲