長い運転歴は有るが、車をバックさせるのは苦手である、苦手と言うより下手くそである。昨日もコイン駐車場の１０ｃｍ角の柱に、リヤバンバーをコツンとぶつけて仕舞った、車が古いのであまりショックは無いが、車の後ろを見て、又ヤッタな～と言う感じ、気を付けなければいけない・・その為か、イチローの大飛球を背走して掴み取る姿に憧れる私でもある。そして思い出すのは、かって塀際の魔術師と言われた巨人軍のレフト平山菊二選手、今から６０年以上も前の話、少年だった私が、後楽園球場の外野席にいて目の前に平山さんがレフトで守備についてた、「塀際の魔術師」の事は知っていたので、外野スタンドでワクワクして見てた所、矢張り大飛球が私達の方向へ飛んできた、瞬間、平山は素早く一目散に塀際まで走り込んできて、いきなり身を翻して正確にボール落下点に到達、見事キャッチした姿を今でも目に焼き付いている。その時はイチロー程、派手に飛びついたり（時にはチョッとオーバーに見えるが？）した訳では無いが、基本的には堅実な守備の上にファインプレーが有る、今でもイチローと比較しても名手と言って良いだろう、当時、３番千葉茂、４番川上哲治、５番平山、ジャイアンツのクリーンアップで渋い打撃も印象に残っている。平山菊二と同様に、バックの苦手な私がイチロー好きなのも、そうか！飛んで来るボールが有る訳じゃ無し、と納得して今一度後ろを確かめてからソロソロとバックする習慣を心掛けるべしと、自分に言い聞かせる今日この頃です。