とうとう地元新聞で取り上げていました。
常盤平駅前から欅並木通り歩道を50m程歩くと脇にベンチが3つ並んで置いて有ります。欅並木の車道に面しては所々に「チョイと一休み」の腰を下ろす場所が何か所も有るのですが、車道に面してベンチが有るのは此処だけです。散歩や買い物、駅を降りて帰宅の途中、老人の多い常盤平団地では、最近と云っても、もう1~2年にはなるでしょうか。確かにこのベンチ、一休みもふた休みもしたくなる、欅並木の緑陰の下、中には読書に耽っていたり、のんびりと昼寝を楽しんだり、待ち合わせに利用したりと、団地周辺人達の憩いのベンチとして役に立っているように見えました。
或る日、三つのベンチの腰かける場所に、御覧の通り張り紙が、傍らには御覧の立て札が・・そんな目に余る行為が有って、近所から苦情が出たのでしょう、止むを得ない処置とは思いましたが、これでは真面な人も、ベンチに座りにくい、張り紙を背にして座れば、自分が惨めになるような気がして・・「でも、しょうがないのかな~」・・
又暫らく経って、ベンチ前を通ったら、今度はベンチの張り紙は無くなってました。立て札だけはシッカリ見張っているようです、慣れるまで時間はかかるでしょうが、きっとベンチに張られた注意書きは行き過ぎ?だと思ったのかも・・
外でお酒を飲む人も多くなりました、今は何処でもアルコール類は手に入ります、コンビニを始め、簡単に缶ビールが飲める、そして増えたのがチューハイ等の各種アルコール類、暑い夏の夜ご家庭で、外食でと・・でも団地と周辺でも最近は様々な人達が住むようになりました。この子和清水ベンチも孤独な人達が集まって、昼間から世間話に花を咲かせていたのが、エスカレートして、飲酒、大声、小便(これはイケマセン)ゴミ捨てとなったのだろうと思いますが・・
子和清水1号緑地は2kほど離れた団地の外れに大きな交差点の中央にひっそりと残ってます。ベンチも有りますが、休んで居たら、アッと言う間にやぶっ蚊の攻撃に参りました、親が飲むとお酒で子が飲んだら只の清水であったという伝説は前から承知していましたが、子和清水ベンチでオジサン達が飲む酒は、初めから缶に入ったアルコール、矢張り場所を弁えて飲んで欲しいものだと思います・・
欅並木の先こんもりした木に囲まれて子和清水、湧水泉はとうに宅地開発で枯れてしまった後、井戸水を汲み上げているそうですが、こんこんと湧き出る清水の風情と共に、中々趣のある小さな公園になっていました。