団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の55年 元旦の年賀はがき 

2020-01-06 16:56:32 | 夫婦

  昨年知り合いになった素敵な三姉妹が新年を迎えるビルは平均的な団地4階より、遥かに高い8階建ての高層住宅です。

暮の29日、寝坊してビルに到着前に日の出を拝んでしまいました。 

そして初日の出の年賀葉書を去年作るのは如何なものかと?

私は年賀葉書を作るのは大の苦手です。

12月半ばから妻が「如何するの?私の分はもう書いたわよ・・」・・で焦りますが下手な考え休むに似たりで・・

切羽詰まって、遂に宣言「元日に写真取り直すぞ!」

以下当日の初日の出を撮りに・・

私としては早起きをして出かけたのですが、天候はイマイチでした。

 今回は日の出迄、未だ若干時間が有りますので、痛い右脚を引き摺りながら歩いています。

 8階の階段踊り場には、私より先に日の出狙いのお年寄りが一人・・

寝ぼけ、年ボケの私は、咄嗟にこの建物の住民と勘違いしたのですが・・

住人なら自宅のベランダから日の出は毎朝見える筈、考えて見れば当たり前の話なのですが・・

私「おめでとうございます・・ビックリしました・・矢張り日の出の写真を?・・

毎年なんですか?・・」

「そうなんですよ・・」

未だ日の出迄は時間が有りそうなので、超老人は先輩らしいこの老人から色々とお聞きしました・・

私とは反対側のE地区の団地住民で79才Sさんと仰る気さくな方でお友達にも慣れそうな・・

「私は85才ですよ・・」

「へ~・・」と仰って最敬礼して下さいました・・とても気持ちの良い方です。

どうやらSさんの手にはスマホが・・

何故か益々ホッとした私・・

「曇っていますが、日の出見られそうですかね~?」

「大丈夫でしょう!・・」心強いお言葉に勇気を貰って・・

先輩に敬意?を表して・・「では私は7階の方で撮りますから・・」

然し、空が大分明るくなって、初日の出の時間が来ても、一向に太陽は姿を現しません・・

7階の踊り場から8階の姿が見えないSさんに「どうですかね~?・・」

今度は小さな声で「どうやら駄目のようです・・」

杖をついて階段を降りて来られたSさん「お先に下へ降りますわ・・」

可成り寒そうです・・

「残念ですね・・今度又何処かでお逢いしましょう・・私はもう少し頑張ってみます・・」

年賀はがきに使った日時入りの写真です。

自宅に戻って元日のおせち料理をノンアルビールで妻はワインで戴きました。

「おめでとう・・今年も宜しく・・」お互いに同じ新年ご挨拶を・・

今年はお隣で独り暮らしのS君に、ホテルのおせちを半分助けて貰ったので血圧の心配もやや薄らいで、好きなものを好きなだけ食べられそうで・・ゴチソウサマ

奥さんに言われます「足が痛いのはPCのやり過ぎ・・」

足が痛いのも困りますが、夫婦仲が悪化するのはもっと困ります・・

又暫らくは程々にして・・