団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の55年 85歳のクラス会

2020-01-11 12:17:46 | 夫婦

 クラス会の帰り道、団地についてホッと一息・・

肉眼で、近い綺麗な満月?やっとこのデジカメです。 

1月10日PM1時、定例のW高校クラス会(私達は恩師の名前を冠してS会と称しています)を、これも定例の高田馬場駅近くの小料理屋で開催。

幹事と会計が二人、先に来ていて打ち合わせの最中でした。

本来の会計役が今日の出席がハッキリしないと言う事で、急遽代役が・・

3人目で席に着いた私ですが・・

やがて後から次々にお店に到着の同級生達・・

黒いコート、目深に被った帽子、大半がマスクを、猫背気味の体型・・

一見、誰?・・座敷に登場して現れた姿でやっと「誰々君か・・」と・・

私が呆けているのかも知れませんが・・

定刻までに、風邪で急に欠席の連絡のK君を除く11人が椅子の席に着いて・・

改めて見渡したところで・・ホッとした私です。

何しろ、去年迄の顔、体つきは去年と全く変わっていないのです。

皆笑顔です・・

「や~や~元気かい?・・」1年振りのS会は殆ど同じ顔触れで始まりました。

冒頭、現幹事のN君が今回は奇跡的にと言ったように、前年とほゞ同じく11名が集まりました。

85才となれば、人数は減って当然、強ち奇跡は云い過ぎでは無いのかも知れません。

増して去年は前々年迄幹事をしてくれていたY君が死去したので・・

Y君のご家族から「家族葬でY君の通夜の後、何も出来なかったので・・」

と何某かの金額が現幹事に・・お店と相談して今回はふぐ刺しの特別料理が・・

今回も、食いしん坊は口が先で、ポケットのデジカメは最後まで出番は有りませんでしたが・・ふぐ刺しを含めて、お店の支配人が年寄り向けに用意した旨いヘルシーな料理、鰻の蒲焼、新鮮な刺身、牡蠣の茶碗蒸し、フグの唐揚げ、その他、何だっけ?〆はお蕎麦で・・

帰宅して私は完食した事を奥様にご報告いたしました。

個々人の近況報告では、この1年間であちらこちら体調の変化を話される内容が多かったようですが・・

85才となると心境は何故か人間を超越して、ここ迄長生きして来たんだからと

これ迄の人生を振り返り、達観したのか、自分に何の未練も無く、静かに世の移り変わりを眺めているようにも見えて・・

皆と、私なりに喋り、私なりに喰い、私なりに飲んで・・

T君のお決まりの集合写真に納まって「来年もやろうな、それまでお互い元気でいましょうや・・」で会はお開きです・・

未だ、書きたい事も有る様なのですが・・

思い出す事が出来れば・・又のPCで・・

 「今日は鏡開きよ・・七草はお粥でしたでしょ・・ボケ防止の為に決められた行事は忘れないでするのよ・・」

そうでした、級友の中には自分も含めて「ボケたな~・・」と思う動作、言動も多くなったような気がしたのですが・・

食いしん坊85才、お昼にお汁粉が出ればゴチソウサマは忘れません・・決して・・