午後4時台にNHKTVで純情きらりの再放送が始まります。
老人は寝転んで、老妻は夕食の支度の合間にTVを見ていました。
画面は太平洋戦争が激しくなる頃の出征兵士の為に女の人達が、一針一針丁寧に手拭いに千人針を縫っている場面。
妻が言います「千人針ね~・・私も縫わされたわ・・他人の女の人より余計沢山に・・私、寅年だから・・」
老人「えっ??あ~そうか、手拭いに一つ一つ針の赤い糸で縫って?・・」
老妻「そうよ、虎は千里走って千里帰るって言うんで・・・」
「でも手拭いに武運長久って書いて有ったけど・・全然役に立たなかったみたい・・」
虎は虎でも優しい心根のメス虎です。
因みに私は戌年です。
「あの人達、どんな思いで戦地へ行ったのかしら・・」と妻の言葉は続きます。
10代前半の私の年代では戦地へ赴く事は憧れのような存在で・・
只今、朝ドラ、エールに出て来る予科練も一つ少年の憧れだったのです。
横浜行は次回に・・