三日目「折角、奥様が付いて来るならば・・」と久し振りに二十一世紀の森公園に足を運びました。
お天気は良かったのですが、風が強くて公園中央付近のアーチ橋の下辺り軽量級の奥様は吹き飛ばされそうで、自然と前傾姿勢で・・
尤も年を取ってから、近頃は普段でも前屈みですが・・私はそのことを勿論口にはしません。
この公園と隣接のホールは1993年開設ですから今から27年前になります。
以前は私の好きな高橋真梨子が定期的に来ていて、奥様が優先的にチケットを取って呉れて・・
何と無く尻込みする私を強引にコンサートに連れて行って・・
アンコールで何度も客席から立ち上がって・・
年寄りが照れながらも皆に合わせて手拍子を打たされた・・
最近は公演も行事も少ないようで・・
散歩当日も広い駐車場(一日500円)には一台も車は留まっていませんでした。
もっと遠い昔のこと・・
私達が常盤平団地に入居してから生まれた女に子二人と公園の出来る前に遊びに行った時はこの辺りは使われていない田圃でした。
親子四人一列に喜々として田圃の畦道を歩き回った遥か昔の事が思い出されます。
印象に残っているのは子供達と一緒に田圃の中を歩きまわる内に・・
子供達の足に不気味な黒いウジが何匹も吸い付いています。
痒がる子供達・・
私は直ぐ蛭だと解りましたが・・
蛭を初めて見た子供達・・
女の子ですから、とっても大きな悲鳴が上がりました。
「きゃ~!・・」
元ワンパクの私が素早く摘まみ取り、濁った田圃の泥水に払落しましたが・・
憎い蛭を取り剝がすと子供達の可愛い足の皮膚に真っ赤な血が滲んでいて・・
今でもゾッとする嫌な記憶ですが・・妙に私には明るい笑顔で歩く子供達が頭に残っているのです。
ですから今でも、この公園の住所が昔からの松戸市千駄堀となっています。
写真左は人工的に作られた小川、右3枚は古く田圃の脇を流れていた面影がそのまま残っています。
ザリガニを取るルールって、私達は昔から棒の先に木綿の糸を結んでスルメを餌にして捕まえていましたよ。
先端が加工されていますが何の為にここの一画に集中して置かれています。
「何だろうか?・・」「何でしょうね~??・・」暫し考えても私達には何だかサッパリ??
辺りの人に訊こうにもコロナ禍で周りにも人がいませんし・・
広い公園は人も疎らで風で高い樹々の梢が揺すられてザワザワと音を立てるバカリでした。
団地から歩いて訪れるには丁度良い距離にある入園無料のこの公園は何度来ても良いんですよ・・
本日は本日の二人散歩を・・お昼を廻って近所のおだんごやさんでお弁当を買ってきました。
山菜おこわと「稲荷が入ってるのが良いな~・・」
季節のもので寿司、海苔海苔奥様優先でお~怖・・
桜餅は三時に戴いて明日のゴチソウサマにします。
価格に見合った美味しいお弁当です。ゴチソウサマ