今、書きたいブログネタが3つ程有りますが、今日はその内私が最も書きたくないネタを書きます。
依って、嫌な方はこれ以上私の愚痴話を読まないでいただきたい。
コロナ禍の中、毎日欠かさず我団地の周辺を散歩しています。
団地内からどのコースへ足を運んでも駅が有り、交差点が有り、当然の事、信号が有ります。
お天気の良い昼間駅近くの交差点で信号が青になるのを待っていますと・・
両手に大きなポリ袋をぶら提げた30代くらいの男の人が赤信号の中、私の横を平然と横断歩道の向こう側まで歩いて渡って行きました。
信号が青になって、信号待ちをしていた私達ニ三人が横断歩道を渡り始めた頃には・・
速足の男性の姿は遥か遠くに小さくなっていて・・
私は重く痛い脚を引き摺りながら考えましたが・・
赤信号を無視して横断歩道を渡る男性に、私が声を出して注意する勇気は有りませんでしたが・・
もしかして私が「アンタ信号赤だよ!」と口に出したら如何なっていたでしょうか・・
そのまま何事も無く、振り向く事も無くその男性が立ち去って呉れれば良いのですが・・
若しかして道路の向こう側で振り返り立ち止まって、私に面と向かって私と口論になったら・・
気バッカリ若い心算でいても・・
「あそこの交番迄一緒に行こう・・」なんて言えるでしょうか・・
第一そんなツマラナイ事で一々老人の味方をしてくれるほどお巡りさんも暇ではない筈・・
それから数日後同じ交差点です。
この日も昼間散歩の帰りに同じ交差点で私は信号が青になるのを待っていました。
向かい側から、30代位の若い女の人が赤信号を無視して真っ直ぐこちらへ向かって渡って来たのです。
その女性はマスクもしていない・・
私は「信号赤だよ・・赤は・・イケナイよ・・」と抑えた声で注意をしたのですが・・
聞こえたかどうか、私の方に視線を向けるでもなく・・顔は真っ直ぐに、やや下方に向けて、何事も無視する表情で私の傍らを通り過ぎていきました。
信号が青に変わって私は重い脚を引き摺って向こう側に辿り着き・・
独り言を「俺って・・嫌味な奴だな~・・」
せめて女性に「次は気を付けようね・・お嬢さん??・・」なんてとても無理!
強者に挫け・・弱者を虐めて・・後味の悪い、情けない気持ちで我が家まで辿り着いた私の心は惨めでした。
最近はコロナ禍の影響か、子供を連れたお母さん達が、何か楽しく笑顔でお話をしながら信号待ちをしている姿が余り見られません。
親子連れが信号待ちをしている交差点では皆さん百パーセント信号は守ります。
老人が信号待ちをしていても、或は石ころが転がって居るようにしか見られないのか・・
コロナのお蔭で・・歩いている人も心が急いてギシギシしているのか・・
自己嫌悪になった一老人がショゲて居ます。
然しチョッと摘んで、持ち帰り奥様に食べさせて戴く気にはなれません。
当然ゴチソウサマは有りません。