何十年も続いていた体重が半年前に7kgも痩せると簡単には元に戻らないんです。
風呂上がりに鏡に写った老人は全身ガリガリの姿に呆然です。
あちらこちら異様に骨が目立つている姿が現実なのです。
家族を前に「老人に手術は無理」だからとホルモン療法を選んで下さった先生が治療を始める前にMRIの映像を見ながら指摘しました。
「背骨に絡んだがん細胞の為に血液が出来なくなったために極端な貧血状態でになっています」
「即日今日輸血しましょう」
「輸血には4時間位・・量は??g」と言われて否応なく輸血に突入です。
他人の血液を戴くのは生涯初めて・・
昔献血をした時、何か良いことをしたような気分になったけど
今回輸血していただいた気分は何とも辛い4時間の長かったこと・・
診察後の突然な話で奥様も病院内で暗くなるまで待っていてくれたようです。
然し、結果として血液検査、数度のレントゲン検査、そしてMRI検査と普段でもマスクをしているのが苦痛な私にとって・・
最後の輸血がホルモン治療の始まりになったのですから感謝しなければ・・
体重は減ったままですが、輸血から1週後・・
頂いた血液は減るこちはなく私の血液になってシッカリ体内を廻っているらしい・・
お腹に注射2本・・ホルモン治療の始まりです。
今月16日まで飲み薬を戴いています。
ということは何もなければ16日までは治療錠剤薬を飲んでいれば良いことになるので・・
更に薬のせいですか・・
何か朝、目が覚めるたびに段々とがんが去っていくような気がしています。南の空へ・・??
勿論夜間に何度か目が覚めてしまう習慣?は継続中・・
元気になった証拠ですか?
ハイ、先日、前立腺がんを理由にキャンセルした3回目ワクチン注射へチョッと遠いのですが前にMRI検査をした病院まで今回は私一人で行ってきました。
奥様は10日も前に3回目(モデルナ)終了・・副作用はなかったようです。
今回はファイザーでした。
幸い今のところ発熱もその他の副作用も無いようで・・食欲は有るようです味覚は70%かな~
今は何でも食べて、何が何でも体重増加を期待しているのですが47㎏は日々変化していません。
輸血が有るんだから・・輸肉?って言うのは無いかな~「腕でも、足でも、お尻でもべたべた張って・・胸にも張って颯爽と歩いて・・」
「ダメダメ焦ったら今度は別の病気になっちゃうよ」と奥様が・・わかりました転ばないようにゆっくりと休み休み歩きます・・ゴチソウサマ