先日、隣の棟に独り暮らしのS君に、総合病院の廊下でバッタリ会ったのは私たちがステージ4前立腺がんを先生から知らされた日でした。
患者としてのS君は先輩で私たちが次の診察場所へ移動するのを案内してくれる程元気でした。
昨日、S君から電話が・・
「・・・そうなの・・大変ね~・・娘さんが買い物を・・今、お父さんに変わるから・・」
「血尿が止まらなくて・・腎臓が・・一週間も入院をしていて・・今日帰ってきたところなんです・・又病院に行きます・・どうですかその後?・・」
自分が大変な時にも私の事を気にかけて電話してくれたことに、感謝でイッパイに「お陰様で・・」と今の状態を知らせる。
妻との話ではS君は近いうちに透析治療になるそうで・・一体どうなるんだ~?唯一、S君の電話の声が明るいのが何より救いでした。
総合病院で4時間の輸血で閉口した私だが、定期的な透析となれば更に大変なことではないかと案じている私です。
奥様「Oさんのご主人も透析で食べ物も制限されて大変だって言ってたから・・」
我が家の棟からS君の部屋が見下ろせるのだが・・
「こないだからこちらの部屋の明かりが点いていたのは娘さんが来てたのね~」
進歩したとはいえ内蔵の病気はより大変なのだと感じた私ですが・・
「私より若いんだから・・お大事に・・S君頑張れよ!」って・・云うしか出来ない私です。
コンクリート製の古い電柱が根元から崩れて上部でお互いを支えています。
これも根性と言えるかも・・
透析となれば食べ物も色々制限が有るそうで、これからS君も娘さんも食事にも苦労が増しそうです。
「何でも食べたい物を食べたいだけ食べて良い」とイクスタジン治療の説明書に書いて有りました。
奥様も朝昼夜3食の献立には苦労しているようです。
「このシュウマイ旨いよ・・特に下に敷いたキャベツが柔らかくて美味しい・・こちらの鶏肉と野菜の甘辛炒めも旨い・・」
褒めなければ・・いえ美味しいんです・・「今は何を食べても良い」に感謝です・・ゴチソウサマ