何十年も一緒の場所で一緒に生活していると日常会話が段々省略されて来る、私「A4コピー用紙が無いんだけど、何処?」妻「そっちの部屋の下」実は今そこの場所は見て無いのを確認しているのだが、そう云われると再度その場に戻ってその下の辺り、更に狭いこの4畳半の畳に近い当たりを何度も見回す、積んである他の物をひっくり返したりして、無い事を再確認せねばならない、妻に言わせると私の探し方がいい加減であると云う常日頃の認識だから、この部屋にコピー用紙が有る筈だから平気で探しなさいと半ば命令である・・・今妻は自分の仕事をしてる最中だから恐る恐る「ヤッパリ無いようだ・・」そこでやっと立ち上がる妻、隣の部屋の本来有るべき場所に来てくれた、そして無言で無いのを確認、500枚入りの破れた包装紙を引っ張り出して私に突き出すや、「無い時は何時もあっちの部屋に有るでしょ!」とピシャリ。それでもさっきの部屋に戻って500枚束の紙包みを出してくれる。それで終わりである。無駄な時間、無駄な会話の繰り返し、でもそれが決定的な爆発に至らない、それが夫婦なのかな~・・無駄な投稿のようでもあるが、ご勘弁を・・妻は今しがた月に一度の美容院に出かけて留守である。