季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

里山の色々な花たち

2024年03月05日 | 印象に残った花

 

 

カイコバイモ(甲斐小貝母)蕾の状態・・・ユリ科

今月3日、市内に自生しているカイコバイモの調査に行って来ました。今年は開花が早くすでに咲いている所もありますが

ここは例年通りと言う所でしょうか? 静岡県では、訪問したこの場所のカイコバイモは希少動植物に指定されています。

盗掘などをすると懲役1年以下、罰金50万円以下に処するとあります。

今後、どのように保護して行くか悩ましい所ではあります。

2株あります。

 

幼い葉です。幼い葉を知らない方が多く踏みつけてしまうと言う事例があります。

 


ショウジョウバカマ((猩々袴)・・・シュロソウ科

今、どのような状態か確認に行った所、少数ですが咲いていました。本格的に咲くのはこれからです。

 

 


オオギバセントウソウ(扇葉仙洞草)・・・セリ科

セントウソウとは葉の形が違います。

 


シロバナタンポポ(白花蒲公英)・・・キク科

こちらでは黄色い色の蒲公英より少なく珍しいと言って良いでしょうか?

 

 


ヒトリシズカ(一人静)の芽・・・センリョウ科

遠目で見るとツクシが出ていると思ってしまいます。(^^ゞ

 


フキノトウ(蕗の薹)・・・キク科

今では栽培種もあるんですね。

 


ヒメカンスゲ(姫寒菅)・・・カヤツリグサ科

 


オニシバリ(鬼縛り)・・・ジンチョウゲ科

 

 


イヌノフグリ(犬の陰嚢)・・・オオバコ科

外来種が多く見られますが、この花は在来種です。・・・外来種より良いな~

 


セリバオオレン(芹葉黄連)・・・キンポウゲ科

今年はタイミング的には良いと思って訪問したら既に実が多く遅かった。

 

 

 

 


里山散策(県外も)

2024年03月01日 | 隣の県の花々(木本・草本)

 

色々な小貝母が咲き始めて来ているようです。

自分の知っている小貝母の仲間はカイコバイモ、コシノコバイモ、ミノコバイモの3種だけです。

カイコバイモを訪問した後にミノコバイモの開花情報を頂いたので行って来ました。

 

ミノコバイモ(美濃小貝母)・・・ユリ科

今まで自生していると思っていたのですが栽培種と聞きました。

 

 

 

 

ヒロハノアマナ(広葉の甘菜)・・・ユリ科

天気は良かったのですが訪問時間が早すぎて閉じていました。少し待っていてようやく開花して来ましたが

全開とまでは行きませんでした。

 

 

 

 

フモトスミレ(麓菫)・・・スミレ科

自分の知っているフモトスミレの自生地で1番早く開花する場所を訪問しました。・・・10株以上開花していたかな?

 

 

 

 

タチツボスミレ(立坪菫)・・・スミレ科

陽当たりの良い場所では数多く見る事が出来るようになりました。

 

 

コスミレ(小菫)・・・スミレ科

2株咲いていました。最盛期はこれからです。

 

 

ツボスミレ(坪菫)ニョイスミレ(如意菫)・・・スミレ科

不思議なスミレ、ツボスミレはスミレの中でも遅く咲く種類ですが、ここでは、いち早く咲きます。

ツボスミレで良いのだろうかと毎年疑問に思っています。

 

 

 

ヒメウズ(姫烏頭)・・・キンポウゲ科

風に揺れて、とても撮りにくかった。

 

 

この日の富士山、快晴でした。

 

 

シモクレン(紫木蓮)・・・モクレン科

 

 

ムラサキカタバミ(紫片喰)・・・カタバミ科