短い旅の最後は朝から精力的に動きました。前夜上れなかったエンパイア・ステートビルディングへ。お天気に恵まれ屋外からマンハッタンを眺めることが出来ました。夜景が見たかったのですが、朝の景色も最高でした。
続いてグランド・セントラル駅まで歩きました。すれ違うおしゃれなニューヨーカーに見惚れながら、中でも年配の女性がグレーの長髪をひとつにまとめ、グレーのインナーに山吹色のロングコートを着て向こうから颯爽と歩いてきた光景は息を呑むほどの美しさで思わず二人でステキネェ・・・と後姿まで眺めていました。
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1999に改装されたセントラル駅は天井もキレイで広く、いかにも映画の舞台になりそうです。地下のフードコーナーで喉が渇き美味しいオレンジジュースを飲みました。それから初めて地下鉄に挑戦、乗ってみようとチケットを買おうとするのですがお札がうまく自動販売機を通りません。モタモタしているとおじさんがカードを通して中に入れてくれました。(お金は2ドル払いましたがこれは違反らしい)目指すは世界4大美術館のひとつ「メトロポリタン美術館」です。地下鉄の中でも親切な女性が降りる駅や美術館までの歩く行程を図を書いて教えてくれました。
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美術館の中はとても広く、ゆっくり見ようと思うと数日はかかりそうです。ガイドブックを片手に見たい作品を駆け足でまわり、屋上で一休み、そのあとに不思議な青年に出会います。学生さんでしょうか私達に僕は京都で生まれましたと声をかけてきました。あらっそうなの・・と色々お聞きするとこの美術館の中に展示してあるものはほぼ頭の中に入っているそうでガイドのお手伝いをしていて、ガイドをするのがとても好きだそうです。案内しましょうか?と親切に言っていただいたのですが時間もなくもう行程も終わりに近く、お断りしました。リュックの中には解説本がぎっしり、すぐに作品のページを開けてくれます。スゴイ方もいらっしゃるなぁと感心しました。
もう足はパンパン、さすがに疲れるしお腹はすくし、タクシーで駅まで戻り、地下の「オイスター・バー」へ。1913年のオープン、古きよき時代を残す店です。その日も大勢の人が食事をしていました。
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前日にガイドさんから美味しいと聞いていたクラムチャウダーと牡蠣、サラダを頼んだのですが、多すぎてサラダが食べれませんでした。ビールも美味しかった。
その後はお買い物、タクシーを利用してあちこちに、ナイキタウンでスニーカーを、2004年にオープンした新名所「タイムワーナーセンター」へ、キッチン用品の「ウィリアムズ・ソノマ」にいきたかったのです。ここはアメリカ最大のショップ、豊富なキッチン用品が並び、あれもこれも欲しくなります。お土産にエプロンやタオルなどを買いました。
地下のスーパーで歯磨き粉などを近くのおば様のおすすめ商品(親切にまたまた教えて頂きました)をアドバイスどおりに買う二人です。
時間がなくなってきました。もうホテルに帰り仕度をして今夜のジャズに備えなければなりません。ホテルの隣の美容室&理容室で棒になった足のフットマッサージを受けてようやくホテルに帰りました。
良くこれだけ動けたものだと二人で感動、素晴らしい一日でした。
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今回の研修旅行をこんなに有意義な楽しい旅にして頂いたのも同じお部屋で朝から晩まで気持ちよくお付き合いをして頂いた静岡のK先生のおかげです。昔からの友人のようで、趣味も食べ物の好みも、お酒も・・・
本当に有難うございました。そして留守を守ってくれたスタッフにも感謝します。