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サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

映画鑑賞忘備録ブログ。あくまでも個人的主観による感想なので怒っちゃやーよ!No Movie No Life!

「奇跡の海」

2012-04-11 23:41:00 | ヨーロッパ
1996年デンマーク映画。
奇才ラース・フォン・トリアー監督作品。

事故で寝たきりになった男が最愛の妻に
「他の男と寝ろ。それが自分が生きていけるリアリティだ」
、、、てな話。。。。
果たして、、、これは究極の愛か?否か?
哀しく凄まじいお話。


トリアーにしては素直に撮ってる映画だな、、、と思ったが、、、
やっぱり、、、一筋縄ではいかない。

改めて考えてみれば彼の作品の主演女優が優秀すぎる。
この作品の主演エミリー・ワトソンはこれがデビュー作というから驚き。
「ダンサーインザダーク」のビョークにしてもそうだ。
出てくる主人公はみんな愚かで痛々しくて神々しい。
追いつめて追いつめて凄い能力を発揮させる。
さすがのひねくれドS監督だわ。

それからすると、、、「ドッグウィル」のニコールキッドマンは凡人だわ。
同じ方向性でも他の女優らに比べればまだまだ薄い。
まあ、、、だからハリウッドで売れっ子なんだろーけどね(笑)


この作品、個人的に手放しで受け入れられないところが二つ。
一つはラストカット。
あれはねーだろ?トリアーらしくもない。
つーか、、、ヤケクソか?
確かに賛否両論だけどね。。。

もう一つは音楽。。。
自分が好きなロック曲をただ流してるんじゃねーよ。
やっぱりこの手の映画に音楽はいらない。
彼の選曲はオレの好みと一致。
エルトン、パープル、プロコルハルム、、、
やっぱりどこか価値感が一致するのはそこも大きな要素かもね。


あと、、、「愛」がテーマだけど、、、
「宗教」「精神疾患」らも大きなテーマ。
いろいろ考えさせられます。
「愛」って凄いね!で終わる話ではないと思う作品。。。




予告編。パープルかよ。。。


11.07.30




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「あの夏の子供たち」

2012-04-11 23:39:00 | ヨーロッパ
2009年フランス映画。

経営する会社が危なくなって自殺する男。
残された妻子の話。。。


劇的な事が起こらない日常。
それもヨーロッパ映画の特色だったりする。

まさしく、、、「これが人生だ」


会社を、店を、家族を、、、
守っていかなければならない立場はキツイね。
身につまされる話だ。
みんな頑張ってるんだが必ずしも救われるとは限らないのが現実。


なんだかんだ言ってもラストの「ケ・セラ・セラ」に救われるんだよなあ。
そこがフランス人の強いところなのかもね。。。


ちなみに友人に指摘されたんだが、、、
この映画に温泉のシーンがあるんだが
そこがタルコフスキーの「ノスタルジア」に出てくる温泉だという。
タルコフスキーぽいので影響を受けた監督なんだろうとは思ったが
さすがにそこまで気付きませんでした。
そんな楽しみ方もある1本です。




http://www.youtube.com/watch?v=JzlQOsnavE4
予告編。



11.07.30




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「DEATH NOTE」

2012-04-11 23:38:00 | 日本

2006年日本映画。

シリーズ3作品ともDVD 持ってるんだが後回しになっててやっと1本目を観た。

映画化される前からの原作の大ファンだったから期待半分不安半分。
あの複雑な世界観が映像化できるのか?


まあ、、、結果は、、、やっぱり半分半分。。。
何が悪いってわけでもないけど2次元を3次元化するってホント難しい。
我々の想像力は無限だからね。
やっぱり現実の映像には無理が有るね。

でも、、、原作知らなければ楽しめると思いますよ。

さて、、、続編を観るのはいつのことやら。。。




http://www.youtube.com/watch?v=BUDZLH3w7x0
予告編。


11.07.30



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