「カノン」

1998年フランス映画。

前述の「カルネ」の続編。

というより、、これが本編みたいなもんか。。。

これほどネガティブな言葉と映像に満たされた映画もないだろうね。

ほとんどが聞くに耐えない汚い言葉。醜い人間の本音。

途中、「映画館を出るなら後30秒で出てください」と警告が入る。

ああ、、、なるほど、、、そういうことか。。。

「楽しむ」ために映画を観る人にとっては決して観てはならない作品。

音楽も映画も、、、もうすでに「楽しむ」事をとっくに超えた人にお奨め。

世の中の「キレイゴト」に飽きた人にもね。

モラルとは一体何ぞや？

でも、、、

そんな一見「救いようがない」映像だけど

涙が出るほど「共感」を感じるオレがいたりする。

このクソ監督と価値感はそう違わない、、、な。。。

http://www.youtube.com/watch?v=fWMHGLtFkZU

ある意味凄い、、、予告編。

11.09.02

「カルネ」

1994年フランス映画。

観客の途中退席率がめちゃ高い ギャスパー・ノエ監督の40分短編。

観れば、あの「アレックス」を撮った監督のだとすぐ解る。

決して「いい子」は観ないように、、、

とは言っても、、、

これは続編の「カノン」のイントロダクションみたいなものであるから

2本続けて観て、、、ナンボです。

http://www.youtube.com/watch?v=CX0Ksn4wdsA

予告編。

11.09.01

「色即ぜねれいしょん」

2009年日本映画。

みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督と言えば「アイデン&ティティ」
ブロンソンズコンビによる青春映画第2弾！


世の中の極悪も醜悪もエロも一通り通った大人がひらきなおって創る青春。
いやあ、、、これも観てて恥ずかしいくらいの「青春」ぶり。
でも、、、何か好きなんだよなあ。。。


やっぱり、、、ロック、ディラン、セッ○ス、、、
ホント自叙伝だよなあ。。。


演じてるのがほとんどミュージシャンだというのも
ある種のリアリティ！

やっぱりドキドキしてナンボだよなあ。。。




http://www.youtube.com/watch?v=ks_nGzYijy4
予告編。



11.09.01

「キサラギ」

2007年日本映画。
前に一度観てたのを忘れてたけど
もう一度じっくり観ました。

5人の男による室内劇。
自殺したマイナーアイドルの一周忌にファンサイトを通じて集まった5人の男を描いた作品。
いろんな作品で顔を見るお馴染みの役者さん達ですが
お見事な仕事ぶりでした。
おかげさまでたっぷり楽しめました。

完全に舞台的な創りなんだけど
後に舞台化もしてましたね。

こういう作品を映画化することで
舞台を観に行くリスナーも増えるかもですね。
いいことだと思います。。。


それにしても、、、
ファン心理ってスゴイよねえ。。。






http://www.youtube.com/watch?v=_L5m6VhiQu4
予告編。


11.09.01

「エビータ」

1996年アメリカ映画。
アンドリュー・ロイド＝ウェバーの同名ミュージカル『エビータ』の映画化。
主演はマドンナ。
なんかピッタシって感じ。


ミュージカル映画が苦手なオレだけど
それなりに楽しめました。
改めて歌で気持ちを伝えるってーのは凄い事なんだなと思いました。

監督のアラン・パーカー。
この手の作品によく起用されるけど、、、
こういう音楽モノになると守りに入るのが勿体ない気もするよな。


それにしても、、、「エビータ」は実在の人物。
こんな偉大なる聖母で偉大なる詐欺師は今後世の中に現れるのだろうか？
観てみたい気もする。。。ね。。



http://www.youtube.com/watch?v=znosqX0zFmg
予告編。


11.08.31