「余命90分の男」

「余命90分の男」
2014年アメリカ。

余命が90分しかないと宣告された嫌われ者の男が、人生を取り戻すべく奔走する姿を描いたハートフルコメディ。
2014年に急逝した名優ロビン・ウィリアムズ最後の主演作てことで感慨深げに観たけれど出来としてはいまいち。
オチはもうひとヒネリ欲しかったかも。

晩年の彼の状況をニュースで知ってるのもあるせいかも、、
だけど、、、なんか演技にも精彩を欠くというかね。。。
ちなみに実際のロビンの遺骨は海へ散骨したらしい。
この作品とリンクするんだよなあ。

死ぬ間際に彼は何を想ったのだろうね？

余命90分と言われたらあなたは何をしますか？


https://www.youtube.com/watch?v=-dulIGVhD84

「さまよう刃」

「さまよう刃」
2014年韓国。

愛娘を陵辱され殺された父親の復讐劇。
2009年寺尾聰主演で映画化されたのを韓国がリメイク。

どろどろ復讐劇がお家芸の韓国映画だからどんなエグイ内容になるかと思えば意外とあっさり薄味。
むしろ日本寺尾バージョンのほうが凄惨な感じが出てた。

ノーマルな韓国映画にちょいと肩すかしな1本。


https://www.youtube.com/watch?v=Gv7jlBYKCWk

「アクト・オブ・キリング」

「アクト・オブ・キリング」
2012年イギリス・デンマーク・ノルウェー。

1965年、時のインドネシア大統領・スカルノがスハルトのクーデターにより失脚、
その後、右派勢力による「共産党員狩り」と称した大虐殺が行われ、
100万人以上が殺害されたといわれている、9月30日事件を追った作品。

うむむむ、、、なんともね、、、かなり変わった形態の作品。

とにかく後味が悪い。。。
こんな映画も必要だとは思うが、、、
人間の罪と罰の価値観を突きつけられ、、、突き放されたような。。。

いや、、、考えれば考えるほど、、、気分が悪くなる。。。


https://www.youtube.com/watch?v=Mu68nD5QqP0

「青天の霹靂」

「青天の霹靂」
2014年日本。

お笑い芸人劇団ひとりが書いた小説が原作。
ロマンティックおたくの彼らしい話。
なんと彼は原作、脚本、監督、出演の4役をこなしてる。

主演の大泉洋のマジックがノースタントでナイス！
何事もごまかさずにやるのは観てて気持ちのいいもんですな。

早めにオチも解っちゃう定番SF話だけど今後に期待したいものです。


https://www.youtube.com/watch?v=gN1MG4zGJ_8

「それでも夜は明ける」

「それでも夜は明ける」
2013年アメリカ・イギリス。

誘拐され奴隷として売られた自由黒人の12年間の悲惨な話。

いやはや酷いね、これが現実の奴隷制度。
アジアも含む今なお絶滅はしない人間の業。
この作品の監督はこの原作を読んだときにこの悲惨な現実を知らない己を恥じたという。。。

ブルースやゴスペルはまさしく当時の黒人奴隷の日々の苦しさから生まれた音楽。
それが今や我が国でも、かっこいいやら楽しいやら、なんやら、、、あげくは日サロ行ってブラザーごっこの平和な国。
とりあえず憧れのルーツくらいは知ってほしいもんですな。。。

邦画タイトル、、、うーん、やっぱりキレイゴトにしないと集客できないという事か、、、
これも世の現実ですな。。。


https://www.youtube.com/watch?v=OKlE31ROTk0