「バッファロー'66」

1998年アメリカ

ヴィンセント・ギャロが監督・脚本・主演・音楽。

当時観て個人的にかなりお気に入りの作品を最近DVDで買って再鑑賞。

いつもは映画観てて登場人物に感情移入する事が無いオレ。
そんな性質だと思ってたんだが、、、この作品には思いっきり感情移入。
このどうしようもないダメ男はオレなんだ。。。
で、、、クリスティーナ・リッチ扮する女の子に救われる。。。
もうね、、、当時号泣でした。。
感情移入しない性質ではなく、、マイノリティな価値観が世間と一致しなかっただけだと気づいた。
ヴィンセント・ギャロはホントオレみたいな奴なんだろな。。。
音楽ももちろん、家族観、女性観まで、、、似てる。。。
つーか、、、第三者的に観るとホントダメ人間なんだな、オレって。。。

それにしても、、、クリムゾンで唐突にタップを踊るおデブギャル、、、
なんてシュールでステキなんだろね。。。
いやあ、、、クリスティーナ・リッチたまらんなあ、、
好みというわけでもないんだけどね。。。

作品の出来が云々ではなく、、これは自分の為の映画なんだと。。。
音楽もそうだけど映画でも「出会い」があるのだと思わされた記念すべき1本。。。


https://www.youtube.com/watch?v=pdwBzq4lST4
オフィシャルよりこっちの方がイイネ！

「ウィズネイルと僕」

1987年イギリス

ブルース・ロビンソン監督による自伝的青春自主制作映画。。
カルトな人気に徐々に火がついた作品。。。

ロンドンに住む二人の売れない役者、ウィズネイルと僕。の青春記。
いやあ、、若気の至り、、なんてもんじゃないね。
働かず、吞んで、寝て、吞んで、、、ドラッグ、、、
無責任、怠惰、自己中、、、つまりダメ人間。。。
ここまでダメなのって、、、映画になるんだよな。。
なんかね、、ちょっと後を引く何かがあるのかもね。。。

オレも相当貧乏したし、、我が道を歩いたけど、、
ここまでは酷くなかったね。笑
まあ、、お国柄、、時代背景もあるわな。。。

くだらなくも、、なんか憎めない、、
ジョージハリスンもお気に入りだったという不思議な1本。。。


https://www.youtube.com/watch?v=VbMwOgJPb0Q&spfreload=10

「ジムノペディに乱れる」

2016年日本

日活ロマンポルノの45周年を記念して企画された「ロマンポルノ・リブート」
現代の御馴染みの映画監督達があえて今ロマンポルノを撮るという興味深い企画。。
10分に1度の濡れ場、製作費約1000万円、上映時間約80分、
撮影期間約1週間という条件で依頼され、2016年秋以降、順次公開された。


その「ロマンポルノ・リブート」シリーズ第1弾、、、監督は行定勲。
主演の板尾創路が女たちとセックスをする時に「ジムノペディ第１番」が流れるという、、、
耽美で頽廃、、、って感じ？うーん、、、それも使い古された感がねえ。。。

完成記者会見によると、行定監督が、本来撮りたかったオリジナル脚本は、スカ●ロものだったらしい。
日活は「脚本は自由」とうたっておきながら、NGを出したそうな。
行定監督のスカトロ、、、笑
いやあ、、、ちょっと観てみたかったかもね。。。笑


https://www.youtube.com/watch?v=tWT6sgV7Siw&spfreload=10

「風に濡れた女」

2016年日本

「ロマンポルノ・リブート」シリーズ第２弾。
これは「月光の囁き」や「黄泉がえり」の塩田明彦監督作品。

確かにやりまくりなんだけどイヤらしくないというかね、、、
見事な脱ぎっぷりというかね、、、
その清々しいまでのパワーがYeahでございました。
やっぱりこういうのはパワーほしいよね。。。
女優さんのオーラに圧倒！

スレンダーな女優ばかりなのは、、、監督さんの趣味なのか？笑

https://www.youtube.com/watch?v=Avz64afxS9E

「牝猫たち」

2016年日本

「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」シリーズ第３弾。
「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督作品。
傑作ロマンポルノ「牝猫たちの夜」のオマージュ作品。。
池袋で働く3人の風俗嬢たちの生態を描く社会派タッチ。

お笑い芸人のとろサーモンが出演。濡れ場あり！笑
往年のロマンポルノスター白川和子もカメオ出演！

ホテトル店長、、、なかなかいい味出してたなあ。。


https://www.youtube.com/watch?v=dxBoYzlnpKw&spfreload=10