「翔んで埼玉」

2019年日本

「パタリロ！」で知られる漫画家の魔夜峰央が
自らも居を構えていた埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画を実写化。
主演は二階堂ふみとGACKT、伊勢谷友介、、、

抱腹絶倒、ハチャメチャ、、とにかく思いっきりデフォルメ化がナイス！
みなさん怪演、熱演、、、お疲れさまでした！

ふと思ったのだが、、、
関東近郊のネタのオンパレード。
これは地方の人にはこの作品の面白さは伝わるのかな、って、、
まあ、ある種の身内ウケ、というかローカルネタだからなあ。。。
まあ、この手は逆に日本映画のお家芸ぽくて個人的には好きなんだが。
次は九州辺りのネタでよろしく！笑

ちなみに知人が出演してるという事も愉しみの一つ、、、
あれだけ大勢の役者が出てて存在を認識出来る役は快挙！
今後の活躍も愉しみ！！！

あ、、、はなわのラストソングもYeah！でした！

それにしても埼玉、千葉、茨城、群馬の人は怒らないのかね。
まあ、みなさん自虐好きよね。
日本人はドM多いのね。。。な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=e9oqSli4S8g

「ノクターナル・アニマルズ」

2016年アメリカ
原題：Nocturnal Animals

リッチな生活を送る主人公と彼女の元夫が書いた過激な小説の世界がリンクしていく様子を描く。
現在と過去と劇中劇が交差するなんとも異色な作品。

ファッションデザイナーのトム・フォードの監督2作目。
さすがのファッションデザイナー、映像はなかなかでした。
すごく記憶に刻まれるシュールで美しい残酷シーン。

家族持ちのお父さんには酷すぎるシーンもあり、、
いやあ、、あれはキツイよね。。。

冒頭のどん引き映像にのっけからやられる。
観た人次第で受け取り方が様々な、、尾を引く1本。

https://www.youtube.com/watch?v=AuNdHjQ3THU

「ポランスキーの 欲望の館」

1972年イタリア・フランス・西ドイツ
原題： Che?

ロマン・ポランスキーによるエロティックナンセンスシュールコメディといった感じのヘンな作品。

ストーリーがむちゃくちゃと言えばむちゃくちゃなんだけど、
主人公のおねえさんの白昼夢といえばそれまで。
ラストの台詞や原題にヒントが見える。

ヒロインのおねえさん、、可愛いんだけど、、なんか、、ヒンソなバスト、、
まあ、あえて好きな人もいるんでしょうな。。。
まあ、好みっちゃあ好みでしょうけど、、失礼しました。

評価低目の作品だけど、こういうのもあるのが映画の面白さ！だと個人的に思わせる1本。
おげれつ！もたまにはいいんじゃない？

https://www.youtube.com/watch?v=wMLfBDQi0gQ

「告白小説、その結末」

2017年フランス・ベルギー・ポーランド
原題： D'après une histoire vraie、英題：Based on a True Story

で、そのロマン・ポランスキーの2017作。
人気女流作家に取り入る謎の女。良き親友で協力者であったが徐々にその異様な行動が、、、てなサスペンス、


一言で言うと、、、「ミザリー」のパクリといっても過言ではない。
どう予想を裏切ってくれるか、、、とワクワクしながら観てたんだけど、、、
いやいや、もうひとヒネリふたヒネリするでしょ！

人気者とファンは一線を超えてはいけない、、、と改めて思わされる1本。

https://www.youtube.com/watch?v=mN-oaTiZE5c

「天命の城」

2017年韓国
原題： The Fortress

朝鮮に侵入した清の攻撃を避け、明の王と朝廷は南漢山城へと逃げ込んだ。
冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せ、外へ出ることも攻撃することもできない絶体絶命の状況下で繰り広げられた47日間の物語が描かれる、、
といういわゆる歴史もの。日本でいうところの時代劇ね。

結局戦争ものっていつの時代もどこの国でも誰も幸せにならない。
みんながツライ思いをするだけ。
我々は歴史から愚行を学ばなければいかんよね。

韓国映画では初の音楽担当坂本龍一。
かなり控えめな在り方に今の坂本さんの映画音楽に対するスタンスをスゴく感じた。

https://www.youtube.com/watch?v=WYHgKFJREow