「SNS-少女たちの10日間-」

2020年チェコ
原題：V síti

3名の女優が“12歳・女子”という設定の下、部屋に設置されたPCを使いSNSで“友達募集”をかけたところ、
なんと2,458名もの成人男性がコンタクトを取り卑劣な誘いを仕掛けてきた、、、というドキュメンタリー。

いわゆる未成年に対する性虐待をしそうなネット民に罠を張るという実験。
なかなかナイスな企画。まあ予想通りというか来るわ来るわ変態野郎ども。
中には70くらいの爺さんもいたり、子供相手のインストラクターな仕事してるやつもいたり、、
なかなかに胸糞悪いのが面白い。
唯一、救いがあるケースもなかなかナイス。
どちらにせよ。この現実を全ての人が把握して法改正を！な1本。

日本でもNHKが似たような企画をやったとか？気になりますなあ。。。

https://www.youtube.com/watch?v=iOtsZ_qKr_4

「ズーム／見えない参加者」

2020年イギリス
原題：HOST

コロナ禍のロックダウン中にズームを使ってのリモート女子会で遊び半分で始めた降霊会。
１人がふざけた事をきっかけに次々に起こる謎の、、、てなスリラーホラー。

ズームを使ったMOVホラー。『search／サーチ』と同じ方法論も今時。
ホラーとしてはいかにもの展開なんだけど、解っててもとりあえず怖い、ビビる。。
女性達の怖がる表情がウリ、、ナイスジョブ！

ラストのおまけリハ映像、、後味を残す意図なんだろうけど、、蛇足でしょ。

https://www.youtube.com/watch?v=Qz1wlqHa9HY

「パブリック 図書館の奇跡」

2018年アメリカ
原題：The Public

寒い真冬にホームレスの人々と彼らに同情して「パブリック（公共図書館）」に
立てこもることになった図書館職員たちを描いた社会派作品。

厳しい世の中で弱者に身になって考えられるのか？って話。
地味な内容なんだけどなんか良いんだよなあ、この作品。
登場人物も良い人もヤナ人もそれぞれ地味に良いキャラ立ちしてる。
過剰な事はあまりないからエンタメ的にはひたすら地味なんだけど
じわじわくるのよね。

こういうのが解る歳になったって事かな。

https://www.youtube.com/watch?v=97W0_ALri6o

「燃ゆる女の肖像」

2019年フランス
原題：Portrait de la jeune fille en feu

肖像画を依頼された女性画家とそのモデルの伯爵令嬢の恋愛ストーリー。

いわゆるレズものなんだけど性描写もソフト。
全てが絵画的で美しい映像がウリ。

アメリカと違ってヨーロッパ美人って個性的でいいよね。
どこかいびつで整ってない部分こそがある種の美人ではなくとも魅力的。

ほとんど3人の女性だけの芝居なんだけど
個人的には主役2人よりも3番目のメイドちゃんが一番魅力を感じたかな。
絵を観る的な目の保養な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=56y2GWHMaoU

「ジヌよさらば〜かむろば村へ〜」

2015年日本

元銀行員が金アレルギーになり、お金を一切使わない生活を目指して東北地方の寒村に、、ってな物語。

松田龍平主演。阿部サダヲ、西田敏行、片桐はいり、モロ師岡、荒川良々の濃い面々。
松たか子もこのメンツの中で浮かない女優に成長しましたね。
え？二階堂ふみ？エロ可愛いからOK！
話としては突っ込みどころ満載のぶっ飛びなんだけど
まあ、監督が松尾スズキなんでそこは突っ込んでも、、ね。笑

個人的には阿部サダヲ、村杉蝉之介、皆川猿時の
グループ魂トリオが集結してるのがなかなかにツボでした。笑

https://www.youtube.com/watch?v=vNgbVvfq2_A