2019年フランス |
原題:La belle époque |
上映時間:115分 |
職を失い妻にも見放された、初老のイラストレーターが、 |
映画撮影セットに過去を再現する体験型エンターテイメントサービス〈タイムトラベルサービス〉にハマって、、てなサスペンスロマン。 |
監督・脚本はニコラ・ブドス。出演はダニエル・オートゥイユ、ギヨーム・カネ、ドリア・ティリエ、ファニー・アルダン。 |
ヨーロッパ映画らしいオシャレでひねくれた異色の人生ドラマ。 |
所謂、「古き良き時代」を再現体感するある意味究極の金持ちの道楽。 |
こんなのあったらやってみたいよなあ。ホント大金持ちじゃないと無理だよなあ。 |
でも、想い出の依存ってドラッグみたいなもんだよなあ。そんな怖さもある。 |
事実は映画より奇なり、、そうであるか?ないのか? |
過去は振り返るか?否か?大人な1本。 |
『ベル・エポックでもう一度』予告篇 |
2012年ドイツ |
原題:Vergiss mein nich |
上映時間:88分 ドキュメンタリー |
認知症になった母と介護に疲れはてた父を、息子が最期の時間を記録するドキュメンタリー。 |
監督はダーヴィット・ジーヴェキング。出演はマグレット・シーヴェキング、マルト・シーヴェキング。 |
自分の母も同じような感じなもので、人ごとじゃなく、うんうんと頷きながら視聴。 |
こればっかりは経験者じゃないと解らないかも、だけど、いつ当事者になるかも知れないからね。 |
よく「子供に戻る」という言い方もあるが、確かにそういう部分もあるんだが、 |
日によってはちょっと認識する時もあるんだよね。 |
ツライばかりの話ではなく、、屈託の無い笑顔、、人間の幸せって一体なんだろ? |
なんて事を考える事も尊い、、、1本。 |
『わすれな草』予告編 |
2022年日本 アニメTVシリーズ |
2022年10月から12月までTOKYO MXほかにて全12話でオンエアされたアニメ。 |
陰キャの主人公「ぼっち」を中心にライブハウスで活動する女子高生ロックバンドの青春物語。 |
原作は4コマ漫画。現在は舞台化もされている。通称「ぼざろ」 |
監督は斎藤圭一郎。声の出演は青山吉能、鈴代紗弓、水野朔、長谷川育美。 |
バンドマンなら観とけって、、遅ればせながら鑑賞。 |
「下北沢STARRY」「新宿FOLT」うぷぷぷ、、ウケる。笑 |
湘南藤沢のシーンなんかも出て来て小田急線住みにはちょっとたまらんローカル色。 |
キャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!」かあ。 |
そういえば自分もそうだったよなあ。 |
その頃は「陰キャ」という言葉も無かったけどね。 |
期待した割りには盛り上がらないまま終わった感あるので今後の続編に期待! |
「ぼっち・ざ・ろっく!」オープニング映像/「青春コンプレックス」#結束バンド |
2022年アメリカ |
原題:Men |
上映時間:100分 R15+ |
別れ話がこじれて目の前で夫に死なれた妻が心の傷を癒すためイギリスの田舎町へ。 |
そこで遭遇する同じ顔の男達や不思議な現象が、、、てなファンタジーホラー。 |
監督はアレックス・ガーランド。出演はジェシー・バックレイ、ロリー・キニア、パーパ・エッシードゥ、ガイル・ランキン、ソノヤ・ミズノ。 |
通常のホラーとひと味違う気味の悪さ。流石のA24。 |
なんか、間合いや展開を微妙に外してくるんだよなあ。変化球お見事。 |
これぞ、まさしく悪夢だわ。 |
で、音楽も秀逸。 |
グロ要注意。生理的に気持ち悪いのがお好きな方におすすめの1本。 |
『MEN 同じ顔の男たち』本予告 |
2013年台湾 |
原題:Partners in Crime |
上映時間:89分 |
偶然通りかかった路地で1人の女生徒が変死しているのを発見した3人の男子高校生。 |
死の真相を調べ始めた3人の前に、彼女がいじめられていたのではないかという疑惑が持ちあがる、、、てなサスペンス。 |
監督はチャン・ロンジー。出演はウー・チエンホー、テン・ユーカイ、ウェン・チェンリン、チェン・カイユエン、ヤオ・アイニン。 |
主演の男の子の1人はどこかで観たな、、と思ったら名作「怪怪怪怪物!」の子だったね。 |
毎回、イジメが絡んでくるか、、ちょっと似たテイストあり。 |
この年頃って死より孤独の方が怖いんだよなあ。。。 |
で、結局誰も救われない。救えない。。。 |
で、何故か主題歌が「flumpool」。 |
地味だけど見事得ありの1本。 |
『共犯』予告篇 |