| 2023年フランス |
| 原題：Une belle course／Driving Madeleine |
| 上映時間：91分 |
| 無愛想な中年タクシー運転手が乗せた客は92歳のあばあちゃん。 |
| パリの街を1日かけて寄り道しながら走り、お互いの人生を振り返るドラマ。 |
| 監督、脚本はクリスチャン・カリオン。出演はリーヌ・ルノー、ダニー・ブーン、アリス・イザーズ、ジェレミー・ラユルト、ジュリー・デラルム。 |
| ババアとおっさんのワンシチュ会話劇。基本は２人芝居に過去の想い出シーン。 |
| なんてことない日常コメディかな、、と思ってたらなかなかヘヴィーなエピソードも。 |
| でも、シリアスもユーモアも含めてこれぞセラヴィ。 |
| 哲学というムズカシイ話じゃないし、なんて事無いと言えばなんて事無い、、 |
| で、グッとくるのよね。オレも歳食ったってことなのかもね。 |
| この映画、我々以上の世代には刺さるよなあ。 |
| 人生いろいろ！そして人生は一瞬！悔い無き人生を！！！ |
| 『パリタクシー』予告編 |
| 2024年日本 Netflix配信ドラマ |
| 英題：The Queen of Villains |
| 上映時間：61分-83分 全5話 |
| 鈴木おさむの企画・脚本・プロデュースで懐かしの女子プロレスラーダンプ松本の半生を描いたドラマ。 |
| 監督は白石和彌。出演はゆりやんレトリィバァ、唐田えりか、剛力彩芽、村上淳、黒田大輔、斎藤工、音尾琢真、仙道敦子。 |
| 実在した人々を演じるのはホント大変だったろうね。 |
| ましてや素人の女優達が訓練を積んでそれらしくやる姿に感動した。 |
| 脇の崖っぷち２人もそんな状況だからこその見事な根性を見せてくれた。 |
| 主演のゆりあんもメイク効果もあったとはいえ見事な振り幅のなりきり、ナイスジョブ！ |
| 当時、男子プロレスにはハマった時期もあった自分ですが、、 |
| 女子プロなんて、、と馬鹿にしてました。すみませんでした！ |
| 出演者みんなヤバい人達ですが、、それぞれがそれぞれの事情を抱えて |
| 存分に頑張った物語にグッときた。その人にはその人の理由があるよなあ、、って。 |
| 本物も演じた人達もお疲れさまでした！！！ |
| 『極悪女王』予告編 - Netflix |
| 2021年ニュージーランド |
| 原題：The Justice of Bunny King |
| 上映時間：100分 |
| 貧困とは天功な行動で児童相談所に2人の子供を連れて行かれたシングルマザーが子供らを引き取れるようにがんばるのだが、、、 |
| 事態は思わぬ方向に、、てな人間ドラマ。 |
| 監督はゲイソン･サヴァット。出演はエッシー・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、ブライディー・シソン、エロール・シャンド、ザナ・タン、ザビエル・ホラン。 |
| せっかちというかここまで来ると障害レベルのお母さんやねえ。全てが裏目。 |
| 短絡的で自己中、、主人公と言えども自業自得で感情移入ができないんだけど、 |
| 徐々にちょいと応援したくなる展開がドラマ。。。 |
| まあ、こんな毒親でもそれなりにわけありだったりするのもリアルな話やね。 |
| 人生いろいろ、生きづらい世の中、、それでも生きて行く、、切ない1本。 |
| 『ドライビング・バニー』予告編 |
| 2019年アメリカ |
| 原題：A DOG’S JOURNEY |
| 上映時間：109分 |
| 愛する飼い主に再び会うため転生を繰り返す犬の姿を描いた「僕のワンダフル・ライフ」の続編。 |
| 前回のキャストも出演するが主人公は前回の主人公の孫娘。 |
| 監督はゲイル・マンキューソ。出演はジョシュ・ギャッド、デニス・クエイド、マーグ・ヘルゲンバーガー、キャスリン・プレスコット、ベティ・ギルピン、ヘンリー・ラウ 。 |
| パターンとしては前作と同じような展開なので新鮮味はいまいちだったけど |
| 完結編としてちゃんとしっかりしたオチですっきり！でした。 |
| まあ、動物好き、犬好きな人にはたまらん物語でした。 |
| こういうほっとする作品をたまに観るのも大事かもしれないね。 |
| 良き人生を！良き犬生を！ |
| 『僕のワンダフル・ジャーニー』予告第一弾 |
| 2005年日本 |
| 上映時間：127分 |
| 中年の独身女性を主人公に、青春時代に交際していた同級生と、その病床の妻との関係を描いた人間ドラマ。 |
| 監督は 緒方明。出演は田中裕子、岸部一徳、仁科亜季子、渡辺美佐子、上田耕一、香川照之、馬渕英里何、江口のりこ。 |
| 一般日常の物語なようで実はかなりレアな非日常な物語だと解釈。 |
| 考えれば考えるほどヘビーな話。 |
| キャストのみなさんホントそれぞれが街の住民化しててお見事。 |
| 美男美女じゃない押さえた演技が素晴らしい田中裕子、岸部一徳のお二人をキャスティングした事が大正解。 |
| 特に田中裕子さんの地味にオーラを消した凄みのある演技はスゴイ！ |
| 「千夜一夜」という作品はこの作品の続編的なイメージもあるよなあ。 |
| で、大御所作曲家による劇伴も王道的に素晴らしい。 |
| とにかく地味ながらしっかり丁寧に作られた大人な作品。 |
| 強烈なラスト、、いやあ、まいりました。これぞ人生！です。 |
| 大人が観るべき1本。 |
『いつか読書する日』 予告編 / The Milkwoman Trailer (2005) |
