2023年アメリカ |
原題:The Holdovers |
上映時間:133分 |
嫌われ教師と問題児生徒と学食のおばちゃんの3人が冬休みの学校にとり残されて、、、 |
いろいろありつつも心を通わせる笑って泣いてのヒューマンコメディ 。 |
監督はアレクサンダー・ペイン。出演はポール・ジアマッティ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサ、ブレディ・へプナー、キャリー・プレストン。 |
特に派手な事件が起こるわけじゃないんだけどなんか面白いんだよね。 |
一見性格悪そうな3人だけどそれぞれいろいろな過去が、、、。 |
世代、人種を超えての人間賛歌。みんないろいろ人生いろいろ。 |
脚本、演技、カメラ、音楽、編集、、素晴らしい! |
地味ながらもよくできたグッとくるオススメの1本。 |
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』予告編 |
2023年日本 |
上映時間:110分 |
スパイな父、殺し屋の母、超能力者の娘のとんでもない一家の物語。 |
遠藤達哉の漫画が原作の人気テレビアニメシリーズの劇場版。 |
監督は片桐崇。声の出演は江口拓也、早見沙織、種﨑敦美、松田健一郎、甲斐田裕子、佐倉綾音。 |
愛すべきレギュラー陣総出演。相変わらずの個性キャラで何より。 |
今回は地味な展開だな、、と思ってたら後半の派手展開。 |
もはや007かミッションインポッシブルかよ! |
映画ならではの話が大き過ぎ。いやあ、どこまで行くのだ?この家族。 |
次回も楽しみです! |
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』 最新予告映像【12月22日(金)公開】 |
2021年フランス |
原題:L'Événement |
上映時間:100分 |
中絶が法律で禁止されていた1960年代のフランスを舞台に |
予期せぬ妊娠をした女子大生が自身で事態を解決しようとする姿を描く。 |
監督はオードレイ・ディヴァン。出演はアナマリア・ヴァルトロメイ、ケイシー・モッテ・クライン、サンドリーヌ・ボネール、ルイーズ・オリー=ディケーロ、ルイーズ・シュヴィヨット。 |
青春映画のジャンルに入るのかもしれないが内容はかなりヘヴィー。 |
劇伴も無く淡々とドキュメンタリーのように、容赦無く突きつけてくる。 |
女子大生らのヌードもセクシーとかで無く生々しい。 |
若気の至りと片付けられない話。 |
女性はもちろん男性こそしっかり目を逸らさず観るべき作品。 |
『あのこと』本予告【12月2日(金)全国順次公開】 |
2023年アメリカ |
原題:Oppenheimer |
上映時間:180分 |
「原爆の父」として知られる理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記映画。 |
監督、脚本はクリストファー・ノーラン。出演はキリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー。 |
流石のノーラン監督。見応え充分の劇的なドラマでした。 |
映画としては面白かったけど、あくまでもこれは史実。 |
被爆国の日本人としては胸糞な思いで視聴。 |
そもそもナチスに対して、、というキッカケだったとは、、、 |
それぞれの事情は理解できるがそれにしても罪は大きすぎる。 |
オッペンハイマーもトルーマンも関係者は全員地獄へ堕ちろ! |
とは言っても、、彼らが原発を作らなかったとしても、いずれはどこかの国の誰かがつくったのは間違いない。 |
しかも日本でも開発してたわけだし。。。 |
どちらにせよこれこそ本当の意味での胸糞映画でした。 |
『オッペンハイマー』3月29日(金)、全国ロードショー |
2007年韓国 |
原題:밀양 |
上映時間:142分 |
交通事故で夫を亡くした女性が幼い息子とソウルから密陽市へ移住。 |
その街で様々な出来事に巻き込まれ、、てな物語。タイトルは密陽の英訳。 |
監督、脚本はイ・チャンドン。出演はチョン・ドヨン、ソン・ガンホ、チョ・ヨンジン、キム・ヨンジェ、キム・ミヒャン。 |
いやあ、いかにもの不幸。これはキツイね。宗教にハマる気持ちも解らんでもない。 |
韓国映画お得意のストーリー。救いの無い作品がお得意のイ・チャンドンらしい。 |
迫真の演技。カンヌ国際映画祭女優賞もダテじゃない。 |
人間って怖いね。つーか田舎は怖い。。。 |
若いソン・ガンホが救いの1本。 |
『シークレット・サンシャイン』予告 |