2005年韓国 |
原題:웰컴 투 동막골 |
上映時間:132分 |
朝鮮戦争を舞台に、南北朝鮮軍兵士や国連軍のアメリカ人兵士が山奥の平和な村で友情を育んでいく物語。 |
元々はチャン・ジンによる舞台作品の映画化。 |
監督はパク・クァンヒョン。出演はチョン・ジェヨン、シン・ハギュン、カン・ヘジョン、イム・ハリョン、ソ・ジェギョン、リュ・ドックァン。 |
名作「JSA」と「七人の侍」をたして2で割ったような物語。 |
人種思想は違っても仲良くできるはず、、の平和の展開から、、 |
その後の悲しいベタな展開が読めるこその涙。 |
そして予想通りの、ハラハラ、、、涙、涙、、。 |
本来、戦争映画って悲惨なリアリティが全てと思って評価しているが、この作品は特別。 |
あとで検索したら舞台作品だと、、納得!! |
リアリティに欠ける如何にものの作られた物語ではあるが、、、 |
そんな事を吹き飛ばすくらいの反戦映画にはなっている。綺麗事でも戦争はイヤだ、は伝わる。 |
久石譲の劇番がかなり貢献してます。お見事!アジア人の琴線に響きます。 |
エンタメ要素のないリアルに救いようのない戦争映画が苦手な人にオススメです! |
『トンマッコルへようこそ』日本版劇場予告編 |
2023年アメリカ |
原題:Saw X |
上映時間:118分 |
猟奇殺人鬼ジグソウことジョン・クレイマーが如何にして連続殺人鬼になったかを描く『ソウ』と『ソウ2』の間の前日譚。 |
タイトル通り「ソウシリーズ」の第10作目。 |
監督はケヴィン・グルタート。出演はトビン・ベル、ショウニー・スミス、シヌーヴ・マコディ・ルンド、スティーヴン・ブランド、コスタス・マンディロア、マイケル・ビーチ。 |
え?ソウの新作?いつの間に?話題になった?で、見てみた。 |
なるほど、、ジグソウ本人が主役のトビン・ベルの映画なんで、まあ良いんだけど、、、 |
原点回帰がテーマらしいけどね。 |
残酷描写よりもジグソウ誕生秘話がメイン!みたいな。でも、前にも一応あった話だけどね。 |
今回はそこを掘り下げて一本作ったって感じよね。 |
ウィキには次回作Saw Ⅺって、、いやいやまだやるんかい! |
まあ、やるよな。。。こうやって実際観てるからね。。笑 |
『ソウX』予告編 |
2023年スペイン |
原題:Cerdita/Piggy |
上映時間:99分 |
クラスメートらから陰湿なイジメにあってるデブの女の子が主人公。 |
ある日、市民プールでイジメにあった帰りに謎の男がイジメっ子達を誘拐する場面を目撃して、、、 |
てなサスペンス ホラー。 |
監督、脚本はカルロタ・ペレダ。出演はラウラ・ガラン、カルメン・マチ、リチャード・ホームズ、ピラール・カストロ、メーブル・デル・ポゾ、クラウディア・サラス。 |
いやあ、若い女の子らの同性へのイジメはホント見ちゃいられないわ。エグい。 |
美人でも無い愛想の無いデブの娘が主役という映画もなかなかレア。 |
しかも半裸みたいなシーンも多くて、、これはマイノリティな人へのサービス? |
後半の展開はどんどんエグい痛いシーンへの展開へ、、結構要注意かも。 |
結局、怒涛のサイコ対決の様相に、落とし所はこれで正解?さすがスペイン映画。我が道を行く。 |
いじめられっ子の逆ギレをなめたらあかんぜよ! |
イジメダメ!絶対!な1本。 |
『PIGGY ピギー』予告編 |
2025年日本 Netflix |
上映時間:107分 |
家族を殺され自分も廃人にさせられた伝説の殺し屋が時を経て蘇って復讐の鬼と化す、、、 |
てなハードボイルドバイオレンスアクション復讐劇。 |
監督、脚本は田中征爾。出演は生田斗真、尾上松也、東出昌大、髙嶋政伸、田中美央、音尾琢真、當真あみ、當真あみ、竹中直人。 |
もう絵に描いたような王道の日本劇画なストーリー。 |
観てるこっちも痛い痛いとなる気合の入ったハードアクションもご苦労様。 |
演者のみなさんの熱演、怪演、ナイスジョブ。 |
特に竹中直人、髙嶋政伸、音尾琢真ら、、いつものベテランの役者さん達のキャラが際立ってました。流石です。 |
いやあ、どいつもこいつも文字通り鬼でした。 |
如何にも定番な展開でしたが、ラストのオチは意外。うん、ナイス! |
布袋寅泰の劇版もこれまた古き良き昭和アクションの定番だけど、しっかりハマってました。 |
この手のオラオラハードボイルドアクションがお好きな方にどーぞ、な一本。 |
『Demon City 鬼ゴロシ』予告編 - Netflix |
1999年中国 |
原題:那山 那人 那狗 |
上映時間:93分 |
中国・湖南省西部の山村で、長年郵便配達人として勤め上げた男が、 |
後継ぎとなる息子と共に最後の仕事となる旅に出発。郵便袋を背負って幾つもの村を訪ねながら、 |
父は息子に手紙を運ぶ責任の重さを伝えていく。 |
監督は霍建起(フォ・ジェンチイ)。出演はトン・ルーチュン、リウ・イエ、ジャオ・シィウリ、ゴォン・イエハン、チェン・ハオ。 |
作品の作りとしては特にひねりもなく、まるでドキュメンタリーな感じ。 |
無邪気な子供、孤独な婆さん、美しい娘、、、ベタだけどグッとくる。 |
風景、音楽、古臭いのが逆に新鮮味を感じる。 |
世界中にいろんな人といろんな仕事があるなあ、と思う人間賛歌。 |
余談ですがメインキャストが婆さんも含めみんな美男美女。これぞ中国映画。 |
『山の郵便配達』日本版劇場予告編 |