2021年アメリカ R18+ |
原題:Red Rocket |
上映時間:130分 |
故郷へ帰って来た元ポルノスターの落ちぶれたクズ男を主人公に、社会の片隅で生きる人々を鮮やかに描いたヒューマンドラマ。 |
監督、脚本はショーン・ベイカー。出演はサイモン・レックス、スザンナ・サン、ブリー・エルロッド、ブレンダ・ダイス、有森也実、増子直純、うじきつよし。 |
期待しないで観たんだけど徐々に引き込まれて、、、 |
地味ながらジャブのように心に入り込んで来た作品。 |
話としては、、登場人物全員クズなんだけど、、妙に愛すべきキャラなんだよなあ。 |
で、監督は、、ああ!大好きな「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」の監督かあ! |
納得!同じ匂いがする作品でした!地味にいいのよねえ。。。 |
うむ、、やっぱり、この監督要注意! |
一応18禁ですが随所に出てくるエロシーンは毎回一瞬しか出てこないので良い子の皆さんも大丈夫。 |
まあ、ダメオヤジにしか刺さらない物語かもしれませんが、、、 |
『レッド・ロケット』本編映像解禁<4.21(金)より全国順次公開> |
2024年日本 |
上映時間:105分 |
夫の無関心やちょっと面倒な隣に住む義母にもめげずに日々頑張る平凡な主婦。 |
そんな平和が少しずつ崩れて行く日々の中で次第に彼女は、、、てなドラマ。 |
監督は森ガキ侑大。出演は江口のりこ、小泉孝太郎、風吹ジュン、馬場ふみか、斉藤陽一郎、水間ロン。 |
見事なまでの「日常の中の非日常」。リアリティとドラマの絶妙なバランス。 |
登場人物らの高まるストレスは視聴者の我々にもしっかり伝播される。 |
これはもう江口のりこがナイスジョブ!素晴らしい! |
みんな悪いけど、みんな悪くない、、これが現実。背筋が凍る他人事じゃない不穏マックスな作品。 |
何ともいたたまれない気分です。ナイス! |
『愛に乱暴』予告編 |
2023年韓国 |
原題:6/45 |
上映時間:113分 |
韓国の軍人が手にした1等6億円の当選くじが北朝鮮兵士のもとへ渡ったことから巻き起こる騒動を描くシチュエーションコメディ。 |
監督、脚本はパク・ギュテ。出演はコ・ギョンピョ、イ・イギョン、ウム・ムンソク、パク・セワン、クァク・ドンヨン。 |
邦題タイトルはあのヒット作のパクリなんだろうけど安定の韓国コメディ。 |
朝鮮南北ものに駄作無し、と思ってるんだけどこれもしっかり楽しめた。 |
時折、名作「JSA」のリスペクトも見え隠れ、、、 |
ホントは南北統一したいんだよなあ、、って。。。 |
映画では北朝鮮も日本の事もあまり悪く言わないんだよなあ。 |
映画や音楽関係者は平和主義者なんだよなあ。。。 |
『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』日本オリジナル予告編 |
2013年デンマーク |
原題:The Keeper of Lost Causes |
上映時間: 97分 |
新設されたばかりの未解決事件班「特捜部Q」に左遷させられてしまったコペンハーゲン警察殺人課の刑事カールが |
過去の事件を仲間らと解決して行くクライムサスペンス 。 |
ユッシ・エーズラ・オールスン原作のミステリー小説「特捜部Q」シリーズの第1作目。 |
監督はミケル・ノルガード。出演はニコライ・リー・カース、ファレス・ファレス、ソニア・リクター、ミケル・ボー・フォルスゴー。 |
シリーズものとして気になってたのであまり期待せずに視聴。 |
定番のヤサグレ刑事コンビ、失踪した女性議員捜索からの犯人の悲しい動機が、、、 |
って、内容はまるで火サスなんだけど、映像や間の取り方が北欧映画特有の重々しい感じがちゃんと映画してる。 |
あと「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のニコライ・アーセルが脚本というのも大きいかも。 |
何はともあれ、期待してなかった分なかなかナイスでございました。 |
特捜部Q -檻の中の女- |
2014年デンマーク・ドイツ・スウェーデン |
原題:Fasandaeberne |
上映時間: 119分 |
コペンハーゲン警察署の未解決事件捜査班「特捜部Q」に配属された個性的な刑事たちの活躍を描く刑事物シリーズ。 |
前作の評判が良かったようでの続編第2弾。 |
監督はミケル・ノルガード。出演はニコライ・リー・カース、ファレス・ファレス、ピルウ・アスベック、デビッド・デンシック、ヨハン・ルイズ・シュミット。 |
予算が増えたのか、イカツイ野郎刑事2人だとムサイからなのか、、、 |
今回から女性新メンバーが登場。控えめながら良いキャラ立ちでナイス。 |
今回は判りやすくクソ犯人なので思いっきりヤサグレ刑事の熱血ぶりが映えましたね。 |
そしてしっかり泣かせてくれます。あ、、やっぱり基本は火サス。笑 |
『特捜部Q -キジ殺し-』映画オリジナル予告編 |