2011年韓国 ドキュメンタリー |
原題:아리랑/ARIRANG |
上映時間 91分 |
異端児キム・ギドク監督が山小屋に1人で籠り自分を撮り続けた異色のドキュメンタリー。 |
監督はキム・ギドク。出演はキム・ギドク。 |
撮影中に事故で女優を死なせかけたという事で3年間映画が撮れなくなったキム・ギドクが |
ならば1人で自分を撮ろう、、という事で撮った1人二役的自問自答作品。 |
泣き言と愚痴と弁解、言い訳、自慢、自虐、 SM、死、、、 |
人間キム・ギドクと監督キム・ギドクを自ら暴く。 |
自粛生活3年、周りの尊敬と軽蔑に追い込まれたのか。 |
ただ、言ってる事は本音のようでもあり、やっぱりエンタメの計算のようでもあり、、 |
1つ言えてるのは映画作りの執着がこのような作品を生み出した事には違いない。 |
彼の作品に感銘を受けている自分としては、この作品を通じて、 |
やっぱり共通の価値観を感じる。それが世間的には忌み嫌われる部分であっても |
共感せざるおえない。 |
彼がコロナで亡くなったという訃報から丁度2年のタイミングでの視聴。 |
世間的には賛否両論だろうけど、個人的には愛しい1本。 |
映画『アリラン』予告編 |