あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

映画鑑賞🎦 2023年7月

2023年12月08日 19時32分11秒 | 映画鑑賞

Instagramでご紹介していたのですが(しています・・・)、投稿順にオーバフロー状態になっていることに気付き、ブログでカテゴリー分類する作業を進めて来ました。 映画好きの勝手な投稿にお付き合いいただいている方々ありがとうございます。 来年(2024年)からは鑑賞の都度ご紹介していきますので・・・ヨ・ロ・シ・ク( `・∀・´)ノヨロシクでございます(^_-)-☆
映画はヤッパリ映画館で💺🎥💺 観逃がした映画はお気に入りの映画館で💺🎥💺 それでも観逃した映画はどうしよう???🎦

 

映画鑑賞🎦 2023年7月 1本目 Total-26本 塚口サンサン劇場にて・・・『TAR』原題:Tar 
ケイト・ブランシェットが女性指揮者の役で、圧巻の演技でした。 この人は迫力?があって見応えのある作品が多いですね。 
 「エリザベス」では信念を持った堂々とした女性を、「ベンジャミン・バトン」では慈愛に満ちた女性を、「キャロル」では少し複雑な?女性を、最近(去年かな?)観た「ナイトメア・アリー」では謎の多いクールで残酷な?精神科医を、それぞれ演じ分けていました。 
今回の作品もピッタリだなぁ~と感じるもので🎦SNSの現代にありがちな問題によって、名声を欲しいままにしていた女性指揮者が転落?していく姿が描かれていました。 
実家に戻った主人公リディア(家ではリンダと兄から声をかけられていました)が、自分の部屋にあったビデオを見つけ再生した画面に現れた番組の冒頭で、バーンスタインは次のようなことを視聴者に語りかけていました。「音楽の意味は忘れてください。音楽はただ存在するだけです。たくさんの美しい音符と音が、喜びを感じられるように組み合わせています。そのため、~この音楽はどんな意味があるのか~という質問は難しい問いです。それに答えるためにベストを尽くします」 これを観て、彼女は吹っ切れた(自分【初心】を取り戻した)のではないかと感じました。 それがラストシーンに現れていたように思います。 ベルリンフィルで指揮棒を振る彼女から、小さな会場でヘッドホン🎧を渡され目の前にゲームのスクリーンが降りてくる中、指揮棒を振る彼女の変化は余りにも違いがあるのですが、それは彼女が復活した瞬間だったのではないでしょうか・・・

映画鑑賞🎦 2023年7月 2本目 Total-27本 イオンシネマ大日にて・・・『大名倒産』
完全娯楽映画でした。 NHKの朝ドラ「らんまん」に出演中だった神木隆之介が借金まみれの藩の財政を立て直すべく大活躍\(^o^)/ 今も昔も変わらない悪事の数々(お金持ちほど悪だくみに長けているようですね・・・) 正直者がバカを見ない気持ちのいい、面白いお話しでした。

 

映画鑑賞🎦 2023年7月 3本目 Total-28本 アップリンク京都にて・・・『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』 
探偵マリコ(伊藤 沙莉)の恋人で忍者(竹野内 豊)の共演に魅かれ観てきました🎥 マリコの生涯で一番悲惨な日???というより、周りの人の方が悲惨だったような気がしましたが( ^ω^)・・・ 6つのエピソードを組み込みながら、現実的な?非現実的な?展開でした。 
それにしても、歌舞伎町ってあんなに怖い所なのかしらぁ~と思ったのと同時に、命を粗末にするんだなとの感想を持ちました。 
人って生い立ちは大切ですね。 エピソードそれぞれに感じたことでした。 
近頃訳の解らない事件が多すぎて・・・だから、この映画はある意味怖くて、考えさせられる映画でした。

映画鑑賞🎦 2023年7月 4本目 Total-29本 アップリンク京都にて・・・『遺灰は語る』
原題:Leonora addio(さらば、レオノーラ ※ヴェルディのオペラ「イル・トロヴァトーレ」の第4幕の冒頭で、歌われるらしいのですが・・・) 
邦題と原題にどのような関係が??? 邦題の方は語り手が「灰」だから、かな?と思うのですが・・・ 
さて、内容はと申しますと🎦画面に、兄ヴィットリオに捧ぐとありました。(単独で監督を務めた弟のメッセージでした) 1934年にノーベル文学賞を受賞したルイジ・ピランデッロの遺灰が入った骨壷を、ローマからシチリアに移送する様子をバタバタ?と見せていました。 
ピランデッロは、死後自分の亡骸は白い布に包み、粗末な棺で「灰」にして撒いて欲しいと言い残すのですが、その時代の政治的に?そうはいかず、その場合のことも考えていたのか・・・ 次の条件「自身の灰は故郷シチリアに」との遺言を残していたことによる「骨壺の移送」でした。 
「灰」になってイタリアからシチリアへ旅する?作家ルイジ・ピランデッロのノーベル賞授賞式から始まり、短編「釘」の映像化で終わるこの映画の理解には少々苦労しました。 この時期「方丈記・徒然草」を読んでいたのですが、時代や国の違いはあっても人の生き死にに変わりはないなぁ~、人の営みも・・・一様ではない気がします。

 

映画鑑賞🎦 2023年7月 5本目 Total-30本 シアターセブンにて・・・
『光をみつける ヴァイオリニスト穴澤雄介からのメッセージ』
元力士・舞の海との対談から始まり、コンサートの様子や中学校での講演風景、陶芸家を訪ねて作った手ごねの茶碗。 
美しい音楽とともに、彼の波乱万丈な人生を通して生まれたメッセージを伝えていました。 
優しいヴァイオリンの音色に、心洗われ、眼も👀洗われました。 コンサートに行ってみたいと思いました。 

映画鑑賞🎦 2023年7月 6本目 Total-31本 シアターセブンにて・・・
『幾春かけて老いゆかん 歌人 馬場あき子の日々』
画面に映る94歳の歌人は溌溂としていて、好奇心もあって、行動力もあって・・・ とてもお歳には見えません。 
投稿された短歌を新聞投稿欄に掲載する作品を選ぶ作業もスピーディー!(^^)! 劇中にいくつかの歌が紹介されていましたが、この歌は映画のタイトルとも関係あるのかな?と心に残りました。 「さくら花 幾春かけて 老いゆかん 身に水流の 音ひびくなり」 会話の途中で仰っていたように、歳を重ねると周りが寂しくなっていく・・・自分の人生にも句読点を打って行かなくては・・・などと、私にはもう少し時が残っていますが参考にさせていただきます。


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