『栗林 忠道 硫黄島からの手紙』
硫黄島から妻、長男、長女、次女に宛てた書簡をまとめたものでした。
宛名それぞれに内容や書き方を変えてあって、殊に末娘に宛てた手紙には父の優しさが伝わってきて、読んでいる間に何度かハンカチのお世話になりました。(きっと兄や姉より短い間しか暮らすことができなかったからでしょう。 戦地での死を覚悟していたのですから・・・)
2006年にクリント・イーストウッドの監督で映画化されていますが観ていません。 兄への手紙には男子として父亡き後の一家を任せるうえでの心得などを、姉には誤字の指摘や女性としての嗜みなどを、そして妻には常に身体の心配や東京での暮らしをやめて疎開を頻繁に進めています。
硫黄島での状況から考えて提案していたものと思われます。 あの状況にいながら冷静で簡潔、思いやりのある手紙が書けるものなんですね。
どの手紙にも愛情が溢れていました。 この本も本棚に戻すことにしました。 佐川美術館への往読み終えました。 再読でした。
近頃は不穏な空気漂うニュースばかりで不安を感じてしまいます。 唯々、世界が平和でありますように📿📿📿
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