徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

お遍路24番札所 最御崎寺

2007-02-08 22:16:24 | お遍路
 

     高岡の高い壁 

 最御崎寺まで、あと4k。前回の高岡から歩き始めです。ここの見上げるような高い壁は高岡の名物らしいです。

  

 ウトコディープシーセラピー     高岡の壁石垣タイプ

 前回車で寄った、ディープシーワールドの所で、あと4kの表示がありました。高岡の壁は、石を組み上げた趣あるものもみかけました。

  

     青年大師像        乱礁遊歩道入り口

 遠くから見えていた青年大師像の下まで、とうとう歩いてきました。大きいです・・・そして、左手に室戸岬を堪能できる、乱礁遊歩道の入り口があります。迷わず、こちらに寄り道です。

  

      きれいな海♪       大師行水の池

 ごつごつとした岩に打ち付ける波を見て、台風の時はさぞすごいのだろうと思います。この池はお大師様が行水をしたといわれる池です。

  

     びしゃご岩         えぼし岩

  

     あこう林          クワズイモ

 根が岩に絡みついているあこうの木や、クワズイモも大きな葉が密生していて、南国の雰囲気一杯でした。

  

    御厨人窟と神明窟      御厨人窟から見た海

 向かって左がお大師様が寝泊まりしたという御厨人窟。右は礼拝のための洞窟。お大師様がこもって修行したのはもっと左の小さな洞穴らしいということでした。

  

    いよいよ登山口         ここより695m!

 遊歩道を途中で切り上げ国道に出ると右側に最御崎寺への登山道が続いていました。ここからは久々の山登りです。

  

     クワズイモの道     捻岩

 道脇には良く育ったクワズイモがびっしり生えていて、まるで奄美みたい!と思ってしまいました。
「捻岩」とは、昔最御崎寺は女人禁制だったそうですが、修行中のお大師様を心配した母が男装して登山しようとすると大嵐になったため、お大師様が傍らの岩を捻って母を避難させ、念仏を唱えたら嵐が収まった、とされる伝説の岩だそうです。

  

     階段がきつい!     石畳も大変!

    最御崎寺山門

 やっと、着きました!最御崎寺です。23番札所の薬王寺をあとにしてから、随分経った気がします。何日かに分けて歩いてきましたが、やはり遠いですねぇ。まさに高知は修行の道場です。

  

     最御崎寺本堂      鐘石

 最御崎寺はお大師様自ら刻んだとされる秘仏、虚空蔵菩薩がご本尊だそうです。太子堂横にある「鐘石」はでこぼこしたへこんだ部分に置かれた小石を持って叩くとカーンという鐘のような高い音が出ます。この音は冥土まで届くそうです。(^_^;
叩いてみると、確かに!不思議な音です。

      きれいな色の多宝塔

 

    お遍路センター

 本堂の左手の方に歩いていくと、お遍路センターと書かれた建物がありました。宿坊兼ユースホステルになっていて、宿泊出来るそうです。おみやげ物も売っていたので、ここでいつもの手ぬぐいを購入。この建物を玄関から出ると室戸スカイラインに出ました。この道を下って、次のお寺へ向かいました。