徳島×大森日記

徳島でのお遍路やキタリスのテトとの思い出、東京での新しい生活、
サイベリアンのルイとの毎日を綴ります♪

幼い頃の記憶

2011-02-14 10:29:04 | weblog

 幼い頃の記憶には何か鮮明に覚えているものがいくつかある。
私にとって、子供の頃の唯一と言っていい、旅行の記憶がそれだ。

 小学生になるかならないか、くらいの頃、両親と兄と私、親子4人で、別府の温泉に行った。しかし私には列車の窓から、ひたすら窓の外を眺めていた記憶と、旅館の部屋に敷かれた布団に入って、障子を開けたら窓の外はお墓だったという記憶しかない。

 楽しかったはずの旅行なのにこれだけの記憶しかないのは、何か余程ショックなことがあって、思い出せなくなっているのか・・・
今記憶をたどらなければ、一生何かを抱えたまま生きていかなければならないかもしれない・・・


 というわけで、今回実家に帰ってきたので、母に聞いてみました。


私「どうしてもどっかで観光したり遊んだりした記憶がないっちゃんねぇ~。列車の記憶が鮮明なのは初めての列車の旅やったけんかいな。それに旅館の外がお墓っていうのも珍しいよねぇ。」

母「お父さんが博多駅で、乗る列車を間違えたったい!特急に乗らないかんとば、鈍行に乗ったったい!そうやけん、別府に着いたとは夜になったけん、どっこも行かれんかった。」

 いったい、何時間列車に乗っていたんだ・・・il||li_| ̄|○il||li


母「おまけにお父さんは泊まるとこも決めとらんかったけん、着いた駅で熱心に呼び込みしとった旅館に決めて泊まったったい。そしたら、部屋の窓開けたらお墓やけん、みんなで笑ろうた、笑ろうた!」

 計画性がなさ過ぎる・・・
 きっと私はお墓が気になって眠れなかっただろう・・・・ハァ━(-д-;)━ァ...


私「で、翌日観光せんかったと?」

母「お父さんな、あげな計画するとが出来んけん、高崎山に行き方も分からんし、どっこも行っきらんて言うて、また列車に乗ってすぐ帰ってきた。」


 記憶がないのではなく、記憶する観光が何もなかったわけね でも、おかげで鮮明な記憶となって残ったから、案外よかったのかも・・・



 今回、兄の計らいで、別府温泉に行ってきます~♪
 あの時の旅行のやり直しかな・・・(^^;今度はちゃんと観光するぞ!!



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2 コメント

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Unknown (さゆり)
2011-02-16 23:50:57
(*≧m≦*)プッ (*≧m≦*)クククク 面白すぎる~
その状況で墓みて皆で笑える家族ってそういないと思うわ、素敵な家族ですね。
そこでお父様を責めないで笑って帰ったお母様とっても素敵な方だわ。
今回はゆっくり観光させてあげられるといいですね。
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Unknown (Minny)
2011-02-18 16:21:37
九州の女ですので、黙って付いていくふりして、しっかり牛耳っているタイプです。男は「はいはい。」と言って気持ちよくさせておけば良く働くかんじですか?・・
ある意味、見習わねばと思います。
今回お天気が今ひとつでしたが、楽しくドライブ出来ました~
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