Nikon COOLPIX P5100
この木は近所の池のほとりにあります。
脈々と枝をのばし、青々とした葉が生い茂る、
池を見守るようにして立つ大きな木でありました。
このような姿になった経緯は定かではありませんが、
切られてもなお、枝を伸ばすその姿を目の当たりにし、
尊敬の念を抱くような不思議な感覚におそわれました。
池には静寂が漂い、ただひっそりとこの場所に立つ木。
しかし、今でも巨木と呼ぶにふさわしい風格と存在感を放ち、
この池を見守るように強く生きる姿がそこにはありました。