葉の住む小屋 / Nikon COOLPIX P5100
近所にある小屋です。
窓枠には補強用の木が備え付けられ、
小屋の中には青々と生い茂る葉の様子が窓を通して垣間見えます。
人の手の管理が行き届かないその様子は、一見乱雑であるかのようにも見受けられます。
しかし、この小屋の姿を目の当たりにすると、
乱雑とは少し違う、何か非常に絶妙な独特の雰囲気が感じられてしまうのです。
冬を越し、これから益々輝きを放つであろう若葉、草木の初々しい姿。
一方、時が止まってしまった感さえ漂う、錆びれつつある小屋の姿。
私が感じた絶妙とは、この両者の対比であるのかも知れません。
言いかえれば、明暗、光と闇、とでも言うのでしょうか・・・。