今朝は若干風があり少しは涼しそうだったので、スキマー106の艤装をしました。
先週、スキマー106と一緒にタイダルストリーム製のフラッシュロッドホルダー(大)を購入していたので、それの取り付けになります。
シットオンカヤックには最初からロッドホルダーが装着されていることが多いのですが、スキマーシリーズは自分で付けることになります。
自由度が高いとも言えますが、面倒でもあります。
そんなに手間ではないけどドリルやらカシメ工具も必要なので持ってない人や工作が苦手な人にはハードルが高く感じるかもしれません。
大抵のショップでは艇の購入時に取り付けもやってくれると思うので、頼んじゃうのもアリですね。
ちなみにロッドホルダーは、日ごろ使っているロッドを持って行き口径/深さ等が丁度良いサイズを選んで購入しました。
まずは取り付け位置の検討…うまく並べればデスペラードのように4発もいけそうだけどスキマー106のロゴが隠れない位置だと2発ですね。
私の場合、クーラーボックスにもロッドホルダーがあるので2発あれば十分です。
まずは、パッキンを使って取り付け位置にマーキング
開ける口径より少し小さいサイズのホールソーを電動ドリルに装着します
ホールソーを使う前は小さい穴を円形に開けてからヤスリで繋いでた…かなり面倒でした…
やっぱりホールソーは楽ですねぇ♪
ロッドホルダーは穴に対して斜めに入るため斜め楕円形に削る必要があります。
以前は地道に丸ヤスリでゴリゴリ削りましたが結構面倒な作業です。
なので、電動ドリルにフエルトローラーを装着。
本来は、研磨等に使う先端工具なのですが樹脂ならフエルトだけで削れるんです。
削るというより摩擦熱で溶かしながら整形する感じで切削面の綺麗に仕上がります。
少しずつ穴を広げロッドホルダーがギリ入るようになったら、コーキング材を塗布してからパッキンを挟み込んで装着します。
次に3か所の取り付け穴をリベットがギリ入る大きさで開けます。
そこに、リベットを3本刺してハンドリベッターでカシメます。
ブラインドリベットは一般的な物よりも出来頭が大きいタイプにしないと相手が樹脂なのでスッポ抜ける心配があるので注意しましょう。
これと言って難しい作業ではないのだけれど、新品ピカピカの艇に大穴を開けるのは勇気がいりますよね…
これらを左右行って無事に作業完了です。
次に手持ちの透明塩ビ板(3mm厚)を切り出して…
ヒートガンで熱を加えて柔らかくしながら、スキマー106のキール形状に沿わせて成型します
両面テープでキール後部に接着します
これで安心して引き摺れます♪
以前はステンレステープとか貼っていたけど、透明板の方が見栄えは良いと思います。
私は魚探とかは使わないので、とりあえず艤装はここまでかなぁ
ちなみに、小さなセンターハッチはこれまで使ってきたスキマーシリーズ同様、純正バケツを外して折りたたみバッカンを突っ込んであります。