
ある日突然、事故に合ったとか盗難に遭ったで車が無く成ったら・・・
取りあえず歩くか、自転車や公共交通機関で間に合わせて、中古の車を探すか、思い切って新車買っちゃうかすればいい。
ある日突然、火事とかで家が無く成ったら・・・
取りあえずは、親戚を頼るなり、アパートを借りるなりして、仮住まいを探し、また新たに新築するか、中古の住宅を探すか、或いはそのままアパート暮らしをするか・・・
色々考えて方策を考えれば良い・・・
ある日突然、仕事が無く成ったら・・・
取りあえずは失業手当の申請かな?
ハローワークに通ったり、知人づてに仕事を探す事も有るだろう。
ある日突然、家族がみんないなく成っちゃう事だってあるかも知れない。
一つ一つなら、思い描くことも、実際に起こっちゃうことも有るだろう。
一つ一つなら、それも日常のちょっとした事件だったり、転機だったり・・・
でも・・・
ある日突然・・・
一度に全部無く成っちゃったら・・・
想像してみても、本当の喪失感など想像できる訳も無く・・・
その喪失感を、今、感じながらも必死に生きよう!立ち上がろう!
って頑張ってる方が、大勢いる。
そういう人たちを応援したいから義捐金を、ってみんなの気持ちが未だに半分も届かないのはどういう訳だ?
明らかに原発事故の影響で長年築き上げてきたものを失ったのに、線引きの外だからと絶望しなくちゃ成らないのはどういう訳だ?
自ら立ち上がり、生きるために頑張ろうとする人の足を制度が引っ張るってどういう訳だ?
政(まつりごと)は全て民の為にあるべき事。
民が民として生きるために、それを助けるために有るのが政(まつりごと)で有らねば成らない。
仮設住宅に入ったら援助はカット。
義捐金、補償金を受け取ったら生活保護はカット。
立ち上がろうと、仲間と力を合わせて船を出そうとも、支援金が出るのが2か月後・・・
それも出るか出ないか解らない。
政(まつりごと)は全て民の為にあるべき事。
何と言うか、被災者の気持ちを考えれば有り得ないことが、規則だから、法律だから・・・と遅々として進まない。
家も仕事も何もかもなくした人々・・・
これからまた、1から始めようと頑張ってる人たちに・・・
法律や行政が足を引っ張る。
報道を見るたびにつのる苛立ち・・・
政(まつりごと)は全て民の為にあるべき事。
民が生きることの妨げに、政(まつりごと)が成ってはいけない。
欲しいのはただ、元の様に暮らせること。
大切なのは、ただ普通に暮らせること。
政(まつりごと)は全て民の為にあるべき事。
全ての民が普通に暮らせる為に、
政(まつりごと)は有らねば成らない。