昨日の事ですが・・・
車を路肩に止めて友達のLINEに返信しようとしておりましたら、見知らぬ白髪のじいちゃんがニコニコと、「ジャノメミシンさんか?ちょっと車こっちさいれろ。」と声を掛けてきました。
ああと、私も思い当り「○○さんか?」って挨拶しました。
私が車を止めていたところが、丁度20年くらい前まで個人でジャノメの代理店をやっていた方の家の真ん前でした。
そこの地域で古いミシンの修理依頼を頂くと、ほとんどの方がそこの代理店だったところのお客様で、お会いするのは初めてでしたがよく名前を伺う、私の中では有名人でした。
出掛けようとして私の車のステッカーに気づき声を掛けてくれたようでした。
「なんだ、懐かしいな~。ちょっと寄ってお茶飲んでけ!」と言われ、断る理由も無いのでお邪魔してお話を伺ってきました。
この方が代理店をやってた時はミシンが良く売れる時代でしたから、たくさんのお客様を持っておられて、ミシン屋の看板を下ろしてからも修理とかお客様からの問い合わせが未だに有るそうで、「ミシン屋はもう無いと思ってたから、ジャノメミシンがまだ有って嬉しいぞ。今度仕事有ったらそっちに回すから、こっちに来た時はお茶飲みに寄れよ~!」と言って下さいました。
今は違う仕事をしておられますが、私もミシン屋と話をするのが久しぶりで同業者でないと解らない話も有りますから、とっても楽しい嬉しい先輩との出会いが昨日は有りました。
別れ際に車のステッカーを指さして「その看板、守ってけろよ!」と言われ、「もちろんです!」と答えて帰って来ました。
いいタイミングでLINE送ってくれた友達にも大感謝です。