
上巻は10月に発売されていたのですが、一気に読みたかったので中巻と下巻が出るのを待ってて読み始めました。
歴史とか、私は疎くて良く分からない。
仏教は古来から有る日本の宗教と思っていました。
ま、インドから中国に伝わってそこから日本に入って来たってのは知ってましたけど。
今じゃ仏教が日本の宗教・・・と思っちゃってますが、仏教が来る前の日本にもそれなりに色々と宗教が有ったわけで、それこそや八百万の神々が日本には住んでおられたのですな。
実家にいた時はお正月とか、仏壇に線香立てて上段の間の神様、居間の神棚、炊事場の火の神様にと次々にお参りしてそれからやっとご飯食べてましたから・・・
炊事場の火の神様は御神体とかお札が有る訳じゃ無いのですが、お燈明を灯して日々の煮炊きで御飯が食べられることへの感謝、家が火事に成らないように守って下さっている事への感謝の気持ち。
そう言うのって大事だなと思います。
初日の出の太陽に手を合わせて拝む。
滝とか山の雄大な姿に涙が出そうになり思わず手を合わせて拝む。
トイレにはそれはそれは綺麗な女神さまが居る。(笑)
神様はどこにでもいらっしゃる。
そう言う日本古来からの宗教観って良いなと思います。
マンガはそう言う日本古来の神様と仏教との闘いと、未来の宗教戦争とをリンクさせながら進んでいきます。
今もそうですし過去の戦争も多くは宗教が原因で戦争をしています。
神様の所為で戦争っておかしくね?
福澤徹三の「東京難民」という小説に「宗教は一人でやるものだ、集団になるから狂う!」だったかな?そう言うセリフが有りました。
「んだ!んだ!」と深く共感したの思い出します。
太陽編は手塚治虫先生の最後の火の鳥だったそうです。
御存命だったらこの後に「大地編」「再生編」「現代編」と続いたそうです。
読みたかったですな~