今朝一番で入った仕事の電話は、40年前に買ったジャノメメモリア5002の糸通し器の使い方が解らない!って電話でした。
40年前に買ったっきり箱も空けていなかったそうです(。´-д-)
当時の価格で198000円!のミシンですよ。
何で買ったの?(笑)
電源入れて試し縫いしたらちゃんと縫えたけど糸通し器の使い方だけが解らないと・・・
40年間仕舞われっぱなしでも、まだちゃんと動くジャノメのミシンってやっぱりすごいと思います。
行って実演すれば簡単なのですが、何か対面はしたくない方の様で、電話で説明しましたけど、分かったんだべか?
がら!

39年前のブラザーのミシンの修理を承りました。
返し縫が出来ない・・・ん、だったかな?
忙し過ぎてどのミシンがどんな故障だったか忘れてます(笑)

下糸巻き器がカチンカチンに固まってて回りませんでした。
クレ556くれても緩みません。
バラシてレンチでこじってやっと動くように成りました。

返し縫が出来ないのもやっぱり油切れ。
油刺して手でくりくりと動かしていたら正常に動くように成りました。
これは持ち込み修理でお預かりしましたが・・・
何か?どっかで見て、同じ修理最近やったな~?ってデジャプ感じたら、同じミシンを午前中に出張修理でやってました。(笑)
マスク不足の中、手作りとか、ミシンが見直されているのはミシン屋としては嬉しい限りです。
ずっと使われずに押入れとか物置に置きっぱなしにされてたミシンたちが見直されています。
ここ10年くらいは見なく成っていた本当に古いミシンの修理依頼が、本当に増えました。
「マスク、縫わなきゃな~~~、あっ、そうだ!私ミシン持ってたよな!」って10年以上ぶりにミシンを動かしている方が本当に多いんだろうな。
「こんな古いの直りません!新しいの買ってください!」って・・・
言いたいけど、本社にも在庫が無いんだとか(。´-д-)
うちの在庫もあと数台・・・
新しいのに買い替えて貰った方が儲かりますが、とにかく今は直すしかなかんべな~
新型コロナウィルスが終息したら、またミシンは押入れに仕舞われちゃうだろうし・・・
今いっぱい修理してるって事は、新型コロナが終息した後に、仕事無くなるんだろうな~(。´-д-)
新型コロナ終息後のこと・・・
今の事もろくに考えていない霞が関の方たちは、考えていないだろうな~