暇なので(笑)庭の草むしりをしておりましたら、持ち込みで修理の依頼が有りました。
ジャノメ セシオEX 9000型 1994年10月発売の刺しゅうミシンです。
数か月前に電話で問い合わせが有ってアドバイスしたお客様でしたが、やはり自分では手に負えなかったようです。
電源が入らない状態でしたが、多分ヒューズ切れです。
電気関係詳しいお客様の様で、一度自分でヒューズを交換したようですが、交換しても動かすとすぐにまた切れたと・・・
はずみ車を手で回すとねばつくような重さを感じます。
油が固まって悪さをしているようですな。
注油しながら手ではずみ車を回します。
油切れだと油が回ればすぐに軽くなるのですが、ねばつく感じのこれだと中々軽くなってくれません。
ちょっと軽くなったかな?って所で新しいヒューズを入れて動かしてみたらまたすぐにヒューズが切れちゃいました。
もう一回根気強く右手左手交代しながら、逆回転もさせながら回しているうちにやっと軽く回るように成りました。
もう一回ヒューズ交換。
開けたついでですので下回りにも注油しました。
組み立て直して試運転したら、ヒューズが切れる事は無くなりましたが、厚物縫いで負荷が掛かった時にまたヒューズ切れしないか少し心配です。
負荷が掛かった時にはヒューズ切れの前に安全装置で止まる筈ですが、このモデルには安全装置無かったっけか?
懐かしい人Kさんのシールが貼ってありました。
この人が売ったって訳じゃなく、アフターで行った時に貼ったものですが、この方の面白いエピソードがいっぱい(笑)
そのうちネタにしようと思います(笑)