20年以上前のミシンだと思いますが、はずみ車が重くて回らなくなったと修理依頼をいただきました。
ガチガチで回らなかったのが、暖房の効いた部屋に置いたら少し動くようになったという事でした。
伺った時に確認すると手で回るようには成っていましたが、やっぱり抵抗を感じるというか正常では無いですね。
各可動部に注油しながら回していたら軽く回るように成って来ました。
仮組してモーターの力でしばらく回して置きます。
回転部分から黒い油がにじみ出てきました。
焼き付きが取れたか?
針板の傷は鑢では無く、リューターで削りました。
やっぱり鑢より細かい作業が出来て良いですね。
付いていた押さえ金ホルダーが摩耗したからかな?
押さえ金が取れやすいと、お客様がおっしゃいますので・・・
こっちの丈夫なホルダーに交換しました。
染屋さんでお使いのミシンで染料が付いてミシンが赤く成っていました。
それも磨いて綺麗に成りました。
あ、なんか久しぶりにミシンの修理をした気がする!(笑)