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ジャノメの職業用ミシン766RMが動かなくなったと修理来が有りました。
お客様宅での修理なのであんまり写真が撮れなかったのですが・・・
直しとか仕事で使っておられるミシンですので、カーボンブラシが擦り減ったのかな?と思って伺いましたがなんか違う。
よく見るとモーターにガッチリと糸が絡みついて、プーリーが全く動かなく成ってます。
これを取れば動くかな?と思いましたが、取っても動きません。
手で回せば軽く動くように成りましたけど、やっぱりカーボンブラシか?
確認しましたがカーボンブラシは減っても焼けてもいません。
動かなければ買い替えてもらえるか?と期待しつつ(笑)
制御ボックス(通称弁当箱)を開けてみました。
中のヒューズが切れていました。
工具箱の小物入れからヒューズを探し・・・
取り替えたら正常に動くように成りました。
糸が絡んでモーターが回れない状態でペダルを踏んで動かそうとしたからヒューズが切れたのでしょう。
弁当箱のヒューズ交換は実は初めてやりました。
生産終了から20年近くなるミシンですので、モーターとか制御盤そのものが壊れたら買い替えて頂くしか無いのですが・・・
直っちゃったもんな~(;^_^A
さすがせしおさんです!
次は買い換えて頂けると
良いですね(・∀・)ウン!!
私も制御ボックスは開けた事ありません。
動かないって言ったら釜の糸絡みか、はずみ車をぶっ叩いて直るかだったもんな〜(*^^*)
まぁ、お客様は喜ばれたでしょうし、次に「もう無理!」って言っても納得していただけるのでは~。(^^;
気付いたら見過ごせないもんね~👍️
親切な美心屋さんだからきっといい事ありますよ~☺️
それはさておき、制御回路が外付けになっているのは良い設計ですね。だって、ミシンの狭い空間に無理に詰め込む必要もないし、故障したときも弁当箱の蓋を開ければ簡単に修理できますから。
これ、かなり昔のミシンですよね。私の母が長年使っていた2代目ミシンに激似です。
よく思いだせないですが、軽く45年くらい前のでは?
“危ないから絶対触っちゃダメ!”と言われて唯一触らせて貰えないミシンでした。
(これが来たので母の嫁入り鉄のペパーミントグリーンのミシンが私専用になりました。メモリアが来るまで)
因みにこの職業用ミシンは20年ほど前にとある知り合いの企業さんが縫製に欲しいと言って一万円で買い取って行ってくれて、第2の人生を送りました。
またこれで20年以上使えちゃいますね。
さすがせしおさんです。
職人冥利に付きますね。新調していただけないのは残念だけど。
それにしても昔の人はいいもの作りますね長く使える。それを直して新品のようにする。尊敬します。
弁当箱開けなきゃよかったな~(;^_^Aと(笑)
仕事でミシン使っておられる方ですから、きっと紹介も有ると思います。