「なんか急にミシンの動きが重く成った。」と修理依頼を頂きました。
ジャノメ コンビ2300SX
1991年2月発売のミシンです。
はずみ車を手で回すと確かに重くて、固くて粘つくような変な感触でした。
おそらくは油切れだろう?と思い、お預かりして分解整備しました。
各可動部に注油して回しているうちに軽く成って来ました。
このミシンはちょっと変わり種のミシンです。
くるっと回して後ろ向きにすると1本針2本糸のロックミシンに成ります。
一台二役のお得なミシンです。
お客様はロックの方は全く使っていなかったそうで、こちら側はがっちりと固まって全く動かない状態に成っていました。
切り替えクラッチで繋がっていますからロック側が全く動かないのも変な重たさに影響していたかもしれません。
こちらも注油して動かしているうちに少しずつ動き始めてどうにか軽く回るように成りました。
一台二役でお客様にはお得なミシンですが、修理する方にしてみれば、2台分直すのに修理代は1台分しか頂けない(´;ω;`)ウッ…
困ったミシンです(笑)
でも、今でも人気が有る機種ですから現代版のを作って売り出して欲しいですな・・・
でも、1991年当時で17万円のミシンでしたから、今作ったら20万超えるかもね。
以前は10万円代の良く売れましたけど、今は5~6万円のだな~
家電店で数万円のもやっぱり華奢ですぐ壊れますよ。
ちゃんとしたミシンなら、買う時高くても何十年も使えますよ。
利益率が低い!って売っても支店長喜ばなかったし(笑)
買った蛇の目の一番高いミシンが長く
使えて調子も良かったです。
自分の洋服も子供たちの洋服も、随分
縫いました。 体力もあったな~・・・。
2台めは安物買いの銭失い・・・。
3台目は直線縫いで山崎ミシンです。
あまり縫物をしないので、今はこれで満足です。 ミシンも20万もしたらなかなか
買う踏ん切りがつきませんね。(笑い)
うたい文句になりそうですね。
流行らなかったのかなぁ。
創り出した人すごいですね。
おおお・・・やはりミシンは
高級ですね!
先日、テレビショッピングで
1万円でちいこいミシンが
宣伝されていましたが、
本当にピンキリですね~
けど、5150と240Dのセットに替えてもらった事も多かったっけ(*^^*)
最近はこれも見かけなくなりましたね。