3年前の今日、私は腰を痛めて臨時休業してたっけ。
確かミヤネ屋を観ながら、コタツに横になってる時にテレビの緊急地震速報が鳴ってすぐに揺れが来たっけ。
最初は「あ、地震だ・・・」ぐらいに思っていたのが信じられないような大揺れに成り、いつまでも揺れが治まらず・・・
コタツの中で寝ていたキャロも飛び出して怯えた声で鳴いていました。
あんな鳴き方を聞いたのは後にも先にもその時だけじゃ。
私は買って間もない液晶テレビが倒れないように抑えつつ、いつまでも終わらない揺れに、このまま家が潰れて死ぬか?
SF映画に有るようなこの世の終わりが来て、みんなが絶滅してしまうのでは?と思ったっけ。
揺れが治まってすぐにかみさんの携帯に電話したけど繋がらない。
実家は3回目くらいに繋がって父と母の無事を確認した。
何度電話してもかみさんに繋がらず、心配したけど程なくして息子と二人で帰ってきたっけ。
米沢は幸い停電にも成らなかったので、寒さに震えることも無かった。
時々来る大きな余震に驚きながらも、テレビの画面から目が離せなくなったっけ。
米沢は停電しなかったけど、近隣の市町村は停電し、ガソリンスタンドも動かなくて米沢のガソリンスタンドに大勢の人が押しかけてきたっけ。
それからずっとガソリンが入って来なく成るとは思いもせず、私の車には半分くらいガソリンが残ってて、除雪機とバイクと10リットルの携行缶が満タンだったのでそれで何とか間に合わせられたっけ。
私に何かできることは?と考えても何も出来ないし・・・
お客様からもらったミシンの修理代を義援金にしてました。
3月も末近くに成り、ガソリンも並べば入れられるように成った。
気仙沼や宮古とか海沿いのオーナー店の方の無事も確認できた。
一人で仕事してる石巻のオーナーとも連絡が取れたと本社から聞き、3月30日に店の片付けの手伝いに行ったっけ。
高齢のオーナーですから、この季に店を畳むことも考えたそうですが、「また再開する!」って言うのほっとけないしね。
店の天井辺りまで水が来て、オーナーも流されたけど何とか這い上がって、知らない人の家に一晩泊めて貰って仙台の自宅まで何とか歩いて帰ったのだそうです。
店の中は泥だらけ。
在庫のミシンも帳簿やなんかもみんな水浸しで捨てるしか無い。
店の惨状もひどいものでしたが、昼休みに回ってみた石巻の街の様子は・・・
夕方まで手伝って、帰るときに「ガソリン代だ。」って一万円出されましたが、そんなつもりで行ったんじゃないし、丁重にお断りして帰ってきましたが・・・
5月頃に電話貰ったら「復興需要で面白いくらいにミシンが売れる~♪」って・・・
私はあんまり売れてなかったので「あの1万円貰っておけば良かった!」(笑)って思ったっけな。
そちら 大停電はまぬがれたのですね。
てことは 一部始終の映像をみて 身も凍ったのでは。
マンションの高層階に住んでる人はこの辺でも冷蔵庫が動いた!って言ってた。
せしおさんの知り合いの津波に飲み込まれて行くミシン屋さんの映像は凄かった。
でも東北に比べたら…『へっ』みたいです。
もう一回、応援行ってくるという手も(爆)
『被災地』が『元被災地』となる日が1日も早く来ますように。
いつになったら、、って言う気持ちなんだろうな(。-_-。)
石巻のオーナーさん頑張ってるね
国も県も市ももっと頑張れよって思うわ
あのキャロちゃんが怖がるなんて・・・怖かったんだなー。