tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

秋の花が少しずつ・・・

2012-10-12 17:38:34 | 茶の湯
昨日までの穏やかな秋晴れの好天から、強い北風の吹き抜ける冬のような一日になりました。

今も強い北風が木々を揺らしております。

今日もお稽古です。



タカノハススキ・オケラ・アキノキリンソウ・アザミ・フジバカマの5種

いつも御馴染みの花ですが、1種だけ珍しい花を入れました。
昨日紹介いたしましたオケラです。

秋の花たちの中に混ぜ合わせるように生けましたが、際立っており、珍しいだけではありません。やはり目立つだけの要素があるからだと思います。

花の先端の純白の花が浮き出して見えるほど鮮やかに見えることです。惚れ惚れとするほどの白さです。



カシワバハグマ

我が家の野草棚に、もうひとつの秋の花が咲き始めました。
カシワバハグマと呼ばれ地味な花ですが、ほかの花と一緒に生けると存在感を発揮いたしますが、一輪では寂しすぎます。

この花は、キク科のコウヤボウキ属の多年草で日本固有種といわれる大切な花です。

葉が柏に似ている事から、カシワバ(柏葉)と呼ばれ、花は、白い頭花が仏具の払子(ほっす)に使うヤク(白熊)の毛にたとえ命名されたそうです。



オケラやハグマ類の花が咲き出すと、野草棚も一気に秋めいて参ります。アキギリ・アキチョウジ・ホトトギス・ミカエリソウなどが少しずつ咲く準備を始めております。

まだまだ我が家でも花が楽しめます。


コメント
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