tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

1年生の上達ぶりは・・・

2013-12-03 18:22:29 | 茶の湯
12月3日(火)
風もない穏やかな一日でした。

今日は大学のお稽古でした。
毎週同じことの繰り返しになりますが、上級生は炉を、1年生は風炉のお稽古です。

どうして、こんな変則なお稽古かといえば、炉が一か所しか切ってないからです。



花はアブラチャンと西王母

12月に入りましたので、椿には枝物といわれる、蕾の堅い枝を添えて生けることが多くなります。

アブラチャンは漢字では「油瀝青」と書きます。
クスノキ科クロモジ属の落葉低木で、春先まだ幹ばかりの林の中でいち早く黄色い花を咲かせますのでよく目立ちます。

油の多く含んだ木といった意味だそうですが、その他の由来はわかりません。
よく燃えるので昔はよく切られ薪にされていたそうです。



お菓子 山茶花

お稽古を始めて最初に目に着いたので、「今日のお菓子は?」と聞いてみたところ、「山茶花です」という答えでした。

お茶席ではふさわしくない銘なので、その旨を伝えました。
こういった事も勉強です。



一服

丁度3時頃、しゃべり疲れてお茶がほしいなと思っておりましたら、今日は珍しく1年生がお菓子を運んで来てくれました。
食べ終わる頃、お茶を運び出してくれましたが、これも1年生が点てたようです。

美味しそうに点てて持って来てくれました。

1年生も11月から柄杓を使ってのお稽古ですが、風炉のお点前を始めて1ヶ月たとは思えないほどの上達ぶりに驚いたり感心したりといったお稽古でした。

コメント (2)
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