tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

大根と蕪茶碗はクリスマス系に・・・

2013-12-14 17:50:00 | 茶の湯
12月14日(土)
日を追うごとに寒さが強くなって来るようで、いよいよと、申しましても12月ですから当然なことといえます。

今日14日は、東京泉岳寺では義士祭が行われる日でもあります。
我が家では、年内最後の自宅稽古でした。



蕎麦を

昨日から、お稽古の前に全員揃ったところでお蕎麦を出しておりました。

毎年恒例になっておりますが、師匠のしてくれていたことをそのまま自分の社中でもしております。
もっとも、先生もご高齢になられてからは、取りやめになってしまいましたが、ずいぶん続けてくれましたので、暮れの最後のお稽古は「そばの日」という合言葉まで生まれており、私どものところでも定着しております。



お菓子は白玉椿

お菓子屋さんが届けてくれたお菓子ですが、「白玉椿」と書いてありましたので、今日の花は何にしよう・・・考えてしまいました。
昨日書いた通り、白玉椿は今がちょうど使い頃です。
そんなわけで、狭い庭で花探しをすることになってしまったのです。
自分ではその日使う花は決めておりますから・・・



蕪の茶碗
昔からの定番でもある「大根と蕪」の茶碗です。

最近クリスマスの絵柄の茶碗ばかり使っておりますが、大根と蕪の絵は縁起物の絵として昔から使われております。
家運繁栄・家庭円満・無病息災など良いことずくめの茶碗です。

暮れになるとよく使われますが、最近はクリスマス系のお茶碗に押され気味で、この茶碗を使ってお稽古をする人がいなくなってしまいました。

やっぱり、かわいい道具の方がいいようです。



湯気が立ちのぼっており、美味しいお茶だ点てられると思います。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする