tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

今年も山の貴婦人が咲き始めた・・・

2014-04-20 18:25:38 | 日常雑感
4月20日(日)穀雨
暦の上ではでは「穀雨」といわれ、穀物を潤す春の雨を言うそうですが、今日はその呼び名の通り小雨が降ったりやんだりしております。

  

  ヤマシャクヤク

山芍薬の蕾が大きくなっております。

明日の朝には開いてしまうでしょうが、「今まさに開かんとする蕾の山芍薬をお茶室に飾れたら幸せ」といった有名の方がおりましたが、その通りで、その気持ちがよく解ります。

山を歩いている時に、この花に出会った事がありますが、綺麗という言葉でも当てはまらないほどの美しさです。
正に、お山の貴婦人と呼ぶにふさわしいと思っております。
キンポウゲ科の多年草で、本州から九州まで見ることができる日本特産の貴重種といえるそうです。

春先に蕾を持って出てきた時に、「初風炉に使える」と直感的に思いましたが、1週間早く咲いてしまいました。残念!!

狭い庭ですが、鉢植えのものから地植えのものまで、いろんな花が咲こうとしております。毎日庭に出て行くのが楽しみな季節でもあります。

  

  シロヤマブキ

このところ切っては使っている花ですが、よく公園などに植えられて栽培されております。
バラ科の落葉低木で、日本では中国地方の石灰岩地帯にだけ自生している貴重な花だそうです。

朝鮮半島にも分布しており、世界的にはアジア東部にただ一種しかないといわれております。「茶花植物図鑑」主婦の友社刊より
自宅にもあり、公園などにも植えてありますから、それほど貴重な花とは思わずに使っておりましたが、これからは心して使わなければなりません。

因みに、私自身植えた覚えがありませんので、鳥が運んで来てくれたのかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする