tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

素晴らしい道具で・・・

2017-11-26 17:58:35 | 茶会
11月26日(日)
今日はちょっと早起きをして、今年最後のお茶会に行って来ました。
10月の中旬から、学園祭を挟んで3回のお茶会でしたので、毎週のように出かけておりました。

   
   床の間

素晴らしい道具が並んでおりました。
床は、大宗匠のご染筆「関 南北東西活路通」、花入は、白磁の時代物にダンコウバイと妙蓮寺椿が生けられておりました。

   
   箱書

箱書と共に楽茶碗が飾られておりましたが、六閑斎手捏で玄々斎の箱書がありましたが、ある茶会で大宗匠にお出ししたら、「この茶碗は、あまり使わないで大事にして・・・」との事だそうで、以来、使わずに飾っているそうです。

この外の道具も、すべて箱書きがありましたので、広い脇床に並べられておりました。
あれほど箱が並ぶと、どれがどの箱か分からなくなってしまいそうです。

   
   仕覆

よく言う、衣装持ちといわれるもので、遠州公の箱書があり、土井家伝来だそうです。

こちらの席主の方が茶友でしたので、どうしても座れと云事で正客をさせて頂きましたので、数々の名品を手に取って見る事が出来ました。
大勢の方々がおりましたので申し訳ないような気持でいっぱいでしたが緊張もしました。

   
   ビルの中

ビルの中に茶室が作られておりまして、都会の中での静寂は何とも不思議な空間でもありました。

   
   天心

本格的なお弁当です。
どれも薄味で、素材のうま味充分に味わうことが出来ました。

   
   煮物椀

食事を始めると、煮物椀が運ばれて来ました。
このまま懐石にと思うほどのお椀で、心和むものでホットしたひと時でもありました。

素敵な一日で幸せな気分を満喫いたしました。
明日から、又頑張って行こうと思います。

最後になりましたが、写真は許可を得て掲載しております。




コメント (2)
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